「人道研究ジャーナル」創刊号

「人道研究ジャーナル」創刊号 page 107/216

電子ブックを開く

このページは 「人道研究ジャーナル」創刊号 の電子ブックに掲載されている107ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Journal of Humanitarian Studies Vol. 1, 20129千余円に相当する14万スイスフランに決定し、各国赤十字社からの申請に基づいて、ブルガリア、デンマーク、ギリシア、フランス、ポーランドの5社及び赤十字国際委員会....

Journal of Humanitarian Studies Vol. 1, 20129千余円に相当する14万スイスフランに決定し、各国赤十字社からの申請に基づいて、ブルガリア、デンマーク、ギリシア、フランス、ポーランドの5社及び赤十字国際委員会に結核撲滅等平時救護活動推進のために配分された51)。現在、昭憲皇太后基金は、赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟からなる国際赤十字昭憲皇太后基金管理合同委員会が管理し、基金から生ずる利子を、毎年、昭憲皇太后のご命日に当たる4月11日に配分している。まとめに代えて1908年(明治41年)5月27日、皇后陛下は、日本赤十字社社長侯爵松方正義を宮中に召されて、御歌日のもとのうちにあまりていつくしみとつくにまでもおよぶみよかなを日本赤十字社に賜った52)。その主意は、仁慈が国内ばかりでなく広く外国にまでも及ぶに至れるというもので、昭憲皇太后基金が、赤十字の活動が、まさにそれを具現しているといえる。引用文献※社史稿=日本赤十字社史稿,日本赤十字社,1911年(明治44年)※社史續稿上巻,社史續稿下巻=日本赤十字社史續稿上巻,同下巻,日本赤十字社,1929年(昭和4年)1)社史續稿上巻517-524頁2)明治天皇紀第十二768頁,吉川弘文館,2001年(平成13年)第二刷3)社史續稿上巻516-517頁4)社史續稿上巻518頁5)社史續稿上巻521頁6)社史稿1579-1582頁7)社史稿1602-1603頁8)社史稿175-176頁, 1568頁,社史續稿下巻745頁9)社史稿554-560頁10)社史稿564頁11)社史稿570-571頁12)社史稿599頁13)社史稿612-613頁14)社史稿620-621頁, 631頁15)社史稿634-635頁16)第八回萬国赤十字総会派遣委員報告125頁,日本赤十字社17)第八回萬国赤十字総会派遣委員報告126頁,日本赤十字社18)明治天皇紀第十一796頁,吉川弘文館,2001年(平成13年)第二刷19)日本赤十字社副社長小澤男爵講話百題685頁,博愛発行所,1916年(大正5年)20)社史續稿上巻519-520頁21)社史續稿上巻518-519頁22)社史續稿上巻518頁23)社史續稿上巻520-521頁24)社史續稿上巻515頁25)社史稿485-487頁26)社史稿487-488頁27)社史稿489頁28)社史續稿上巻1280頁29)社史續稿上巻516頁,1280頁30)社史續稿上巻521頁31)社史續稿上巻522頁32)社史續稿上巻522-523頁33)社史續稿上巻523-524頁34)社史續稿上巻546頁35)社史續稿上巻516-524頁36明治四十五年五月第九回萬國赤十字総会参列記6頁,日本赤十字社37)社史續稿上巻140-146頁38)明治四十五年五月第九回萬國赤十字総会参列記29-30頁,51頁,日本赤十字社39)明治四十五年五月第九回萬國赤十字総会参列記50頁,日本赤十字社40)機関誌「日本赤十字」第296号3頁,日本赤十字社,1912年(大正元年)41)明治四十五年五月第九回萬國赤十字総会参列記61-66頁,日本赤十字社42)社史續稿上巻238頁43)社史續稿上巻224-236頁44)社史續稿上巻243頁45)社史續稿上巻241頁46)社史續稿上巻236-239頁47)社史續稿上巻198頁48)社史續稿上巻242頁49)社史續稿上巻240頁50)社史續稿上巻244頁51)社史續稿上巻240-245頁52)社史續稿上巻526頁人道研究ジャーナルVol. 1, 2012105