「人道研究ジャーナル」創刊号

「人道研究ジャーナル」創刊号 page 146/216

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Journal of Humanitarian Studies Vol. 1, 2012■ナイチンゲール没後100年記念展示「日本赤十字看護大学ナイチンゲールコレクション」2010年11月2010(平成22)年は、ナイチンゲール没後100年の記念の年にあたることか....

Journal of Humanitarian Studies Vol. 1, 2012■ナイチンゲール没後100年記念展示「日本赤十字看護大学ナイチンゲールコレクション」2010年11月2010(平成22)年は、ナイチンゲール没後100年の記念の年にあたることから、日本赤十字看護大学でナイチンゲールに関するセミナーが開催され、それに合わせて看護歴史研究室ではナイチンゲール及び本学のナイチンゲールコレクションの展示を行いました。会場では本学所蔵のナイチンゲールレコードに記録されているナイチンゲールの肉声を流し、ナイチンゲールの『看護覚え書』、『病院覚え書』の原本が展示されました。またナイチンゲールが日本の看護に及ぼした影響についても理解できる史料を展示しました。■企画展示「看護用具の変遷にみる看護の技」2011年10月~現在2011年10月日本赤十字看護大学で、第10回日本看護技術学会が開催されたのを機に、同大学で保管されている古い時代の看護用具や、それらを用いて行われていた看護の様子をうつした写真を、実物やポスター等で展示しました。看護は人の温かい手によって行われてきましたが、そこにはつねに看護の技を安全・安楽に、かつ効率的にするための様々な道具が介在してきました。これら用具の発展が看護のありように与えてきた影響を知り、看護の技術のルーツをたどる旅を通して、現代の看護の技をいかにして磨いていくかを再考する機会となりました(写真10)。写真10.展示パネル展示一覧(日本赤十字看護大学以外の所蔵史料を含みます)「戦中・戦後の看護教育」赤十字双六(複製)昭和6年(1931)日本赤十字社大阪支部発行実務練習個人手簿昭和8年(1933)日本赤十字社病院日本赤十字社甲種救護看護婦辞令昭和22年(1947)高島好江氏寄贈日本赤十字社甲種救護看護婦卒業証書昭和22年(1947)高島好江氏寄贈看護教育模範学院修業証書昭和23(1948)高島好江氏寄贈日本赤十字女子専門学校卒業証書昭和23年(1948)高島好江氏寄贈『主婦の友』六月号昭和18年(1943)主婦の友社発行『写真週報』六月七日・第十七号昭和13年(1938)内閣情報部編輯真継不二夫写真集『海軍特別少年兵』付・従軍看護婦の記録昭和47年(1972)株式会社ベストセラーズ発行The Nightingale Pledge昭和23年(1948)武藤喜子氏寄贈従軍歌絵はがき昭和6年(1931)八島チエ子氏寄贈白衣の天使・ナイチンゲール昭和12(1937)少女倶楽部二月号付録大日本雄弁会講談社発行負傷兵士の看護日本赤十字看護大学所蔵救護十訓日本赤十字看護大学所蔵なぎなたの稽古日本赤十字看護大学所蔵看護教育模範学院時代の卒業式日本赤十字看護大学所蔵戦中の白衣・白帽・看護略帽日本赤十字看護大学所蔵井川遥さんの看護婦姿(二枚)NHK提供患者輸送機(模型)日本赤十字看護大学所蔵「看護の学び舎-日本赤十字社病院と養成所の変遷」1.飯田町の病院と看護婦養成所の開設(明治21~)説明パネル、配置図(明治19年)、橋本綱常肖像、歴史画談(博愛社病院)、博愛社病院旧所在地『橋本綱常先生』より「赤十字社病院建築の規範」、『病院覚え書』、ハイデルベルヒ病院図2.近代的な病院建築日本赤十字社病院(M24~)説明パネル、配置図(明治24年)、飯田町から広尾に移された病棟、長い廊下、新築当時の本館回廊と内庭、絵画「外科手術」葛揆一郎作、手術室、病室、絵図(江戸時代の堀田家下屋敷)(渋谷区郷土博物館所蔵)宗吾の松、宗吾の松の名残り、娯楽室(ピンポンと音楽を楽しむ生徒)、教材室3.看護婦教養所の完成(鉄筋コンクリート完成後S10~)説明パネル、配置図(昭和12年末)、大震災で被144人道研究ジャーナルVol. 1, 2012