「人道研究ジャーナル」創刊号

「人道研究ジャーナル」創刊号 page 167/216

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概要:
Journal of Humanitarian Studies Vol. 1, 2012を備えます。私たちは活動をより効率的に行い、弱者のニーズと権利のためにより説得力のあるアドボカシーを行う必要があります。?各国赤十字社・赤新月社がより力を持....

Journal of Humanitarian Studies Vol. 1, 2012を備えます。私たちは活動をより効率的に行い、弱者のニーズと権利のためにより説得力のあるアドボカシーを行う必要があります。?各国赤十字社・赤新月社がより力を持ち、ICRCと共に私たちの共通の基盤である基本原則と価値観を推進・実践する連盟事務局がより効果的になることで、国際赤十字・赤新月運動は益々発展するでしょう。ビジョン2020戦略目標1生命を救い、生活を守り、災害や危機的状況からの復興促進に取り組む戦略目標2健康的で安全な生活を可能にする戦略目標3社会的一体性、非暴力文化および平和を促進する活動2活動3グローバル化した世界で脆弱性を予防・軽減するために人道外交を追及する国際的な組織として効果的に役割を果たす活動1強力な各国赤十字社・赤新月社を構築する戦略目標1:生命を救い、生活を守り、災害や危機的状況からの復興促進に取り組む災害は、自らの力ではもはや対応不可能なほど、広範囲にわたって損失を与えることで、地域社会の機能に重大な混乱をもたらします。自然要因および人為的要因による災害の場合、または暴力的な紛争によって生じる危機において、即時に必要とされるのは救命であり、苦しみや損害、損失の軽減であり、被害を受けた人の保護、快適さの提供、支援です。災害や危機的状況は、突然の緊急事態として起こることもあれば、ゆっくりと起こることもあります。いずれの場合でも、いかなる時、いかなる場所であろうとそれが求められる限り、被災者の男性、女性、子供たちのニーズに沿った支援を行うべくあらゆる効果的な手段を活用できるよう、十分準備しておくことが私たちの基本的な責務です。災害および危機的状況への備えと対応災害後または危機的状況下における人道的支援および保護は、時宜を得たかつ具体的な調査により必要だと特定された内容に合致したものでなければなりません。いかなる人道的支援も性別や年齢などの社会経済的側面を考慮にいれ、災害および危機状況の規模に見合ったものである必要人道研究ジャーナルVol. 1, 2012165