「人道研究ジャーナル」創刊号 page 214/216

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Journal of Humanitarian Studies Vol. 1, 2012日本赤十字社法の制定の経緯、北朝鮮への帰還事業など、当事者の方々に今、お聞きしておきたいという思いがある。聞き取りのためには、聞き役の相当の準備が必要である....

Journal of Humanitarian Studies Vol. 1, 2012日本赤十字社法の制定の経緯、北朝鮮への帰還事業など、当事者の方々に今、お聞きしておきたいという思いがある。聞き取りのためには、聞き役の相当の準備が必要であることは言うをまたない。聞き手が相当のことを知らなければ、うまく聞き出せないで終わってしまう。それでは先輩方に申し訳ない。できれば春になってからと延ばし延ばしにしてきたのがいけなかった。当方のインタビューをお願いすることを計画していた、お一人であった渡邊晃一さんの逝去の報を知らされたのは、ジュネーブ出張中のことだった。朝鮮赤十字会とのコロンボ会談、モスクワ会談などの当事者にお話をお聞きし、記録に残す機会は失われてしまった。後悔先に立たず。渡邊さんのご冥福をお祈りする。（東浦記）日本赤十字国際人道研究センターセンター長日本赤十字看護大学特任教授東浦洋研究員日本赤十字北海道看護大学准教授尾山とし子日本赤十字秋田看護大学教授井上忠男日本赤十字看護大学准教授川原由佳里日本赤十字豊田看護大学准教授河合利修日本赤十字広島看護大学助教新沼剛日本赤十字九州国際看護大学准教授上村朋子「人道研究ジャーナル」創刊号2012年3月28日発行編集人東浦洋発行者日本赤十字学園日本赤十字国際人道研究センター〒150-0012東京都渋谷区広尾4－1－3（日本赤十字看護大学内）TEL＋813 3409 0875Website: http://www.jrc.ac.jp/印刷・製本株式会社ＰＳ212人道研究ジャーナルVol. 1, 2012