「人道研究ジャーナル」Vol.2

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「人道研究ジャーナル」Vol.2

護教育研究及び教育トレーニングを行うための拠点形成事業10 12/1第32回日本看護科学〇佐々木幾美、西田朋子、小原日本および英米における災害看護に関する教授ポスターThe Journal of Humanitarian Studies Vol. 2, 2013学会学術集会(東京)真理子、東浦洋内容-テキストの分析からー1112/1同上の学会○グライナー智恵子、松尾香東日本大震災被災高齢者に対する運動プログポスター奈、乙黒千鶴、千葉京子、桑田ラム実施の効果典子、坂口千鶴、磯和勅子121/17第18回日本集団災害○小原真理子・東浦洋・岡本菜国際的な災害看護教育トレーニングを行うためポスター医学会(神戸)穂子・束田吉子・川手華与の拠点形成プロジェクト―アジアの災害多発国における支援の実際―国際人道支援セミナーの開催「東日本大震災の経験から~より良い国際支援の担い手を目指して」をテーマに、国連人道問題調整事務所(OCHA)、国際協力機構(JICA)、日本赤十字社は、国際人道支援セミナーを7月5日(木)に日本赤十字看護大学で開催した。東日本大震災では多くの国・地域・国際機関から緊急・復興支援が寄せられた。これまでの支援国という立場から受援国になることで、効果的な緊急人道支援を実現するには何が必要か、また支援を受け入れる側として万一のためにどのように備えておくべきかといったことを改めて考えさせられた。世界各地で頻発する自然災害や紛争、食糧不足等の人道危機に際し、被災国や被災者の立場に立った国際支援とはどうあるべきなのか。そして国際社会の一員として、東日本大震災を経験したわが国は、どのような責務を果たしていくべきか。今回のセミナーでは、国連人道問題調整事務所(OCHA)のコーポレート・プログラム局長の孫貴葉(ソン・ギョップ)氏が国際人道支援の枠組みについて基調講演を行った。日本政府、NGO、企業、日本赤十字社から災害対応・人道支援分野の専門家の参加を得て、特に緊急時の国際支援について国や組織間の連携と調整をどのように深めて行けば良いのかという観点から議論した。具体的なプログラムは以下のとおり。開会挨拶元国連事務次長(人道問題担当)、前国際協力機構副理事長大島賢三(代読)ム局局長孫貴葉(ソン・ギョップ)講演「日本の人道支援政策」外務省国際協力局緊急・人道支援課長青木豊講演「緊急人道支援におけるJICAの役割」国際協力機構国際緊急援助隊事務局長柳沢香枝第2部パネルディスカッション「東日本大震災の経験をこれからの日本と世界の災害に活かすために」課題1:東日本大震災では国内災害対応機関の間の連携・調整という点でどのようなギャップが存在したのか。また、将来再び大規模自然災害が起こるとすればそのようなギャップはどのようにすれば埋められるのか。課題2:東日本大震災の経験を活かし世界の災害に対する人道支援で日本がさらに寄与、向上できることは何か。また、日本の様々な人道支援機関、援助機関はどのような役割と責任を果たしていくべきか。目的を達成するために、各機関の間でどのような協働が望まれるのか。パネリスト・国連人道問題調整事務所神戸事務所長渡部正樹・ジャパン・プラットフォーム事務局長椎名規之・内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(普及啓発・連携担当)付国際防災協力専門官大江伸一郎・日本経済団体連合会政治社会本部長斎藤仁・日本赤十字社事業局国際部主幹粉川直樹ファシリテーターは国際協力機構国際緊急援助隊事務局長柳沢香枝閉会挨拶日本赤十字国際人道研究センター長東浦洋第1部講演「国際人道支援の枠組みと日本の現状」基調講演「国際人道支援活動と日本とのパートナーシップ」国連人道問題調整事務所コーポレート・プログラ人道研究ジャーナルVol. 2, 2013131