「人道研究ジャーナル」Vol.2

「人道研究ジャーナル」Vol.2 page 165/276

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「人道研究ジャーナル」Vol.2

The Journal of Humanitarian Studies Vol. 2, 2013ド・トラ氏、ドゥショサル氏、ヴェゲリ氏、フェリエール女史にそれぞれ写しを配布」と書き込まれている。なお、オリジナル史料は赤十字国際委員会附属公文書館所蔵のものである(資料請求記号BG3/51, GH/16, Archives duCICR)。(2)フレデリック・シオルデ(Frederic Siordet)は赤十字国際委員会代表(Cf., Andre DURAND,≪Histoire du ComiteInternational de la Croix-Rouge ? De Sarajevo a Hiroshima≫, Geneve, Institut Henry-Dunant, 1978, p.349)。(3) War Departementの暫定的訳語である。(4)「終戦連絡事務局」(百瀬孝著『事典昭和戦後期の日本占領と改革』、吉川弘文館、1995年、pp.65―66。荒井信一「終戦連絡事務局」(佐々木毅・鶴見俊輔他編『戦後史大辞典』、三省堂、1991年刊、p.413に所収)のことか。(5)≪de droit commun≫とは直訳すると「普通法上」となるが、ここでは暫定的に「国際法上」と訳出しておく。(6)かつて日本政府がジュノー博士の日本赴任に消極的であり、赤十字国際委員会代表を監視していたりしたことからすると、日本政府の赤十字国際委員会駐日代表部に対する対応の変化を皮肉っていると考えるべきであろう。(7)ここでの文脈からすると、「モリエー夫人」とは在ジュネーブの中央俘虜情報局の課員ではないかと思われる。人道研究ジャーナルVol. 2, 2013163