「人道研究ジャーナル」Vol.2

「人道研究ジャーナル」Vol.2 page 177/276

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「人道研究ジャーナル」Vol.2

The Journal of Humanitarian Studies Vol. 2, 2013策提言を、特に赤十字・赤新月社の原子力事故への対応に関する国際法問題にまで拡大するよう依頼する。各国政府が安全措置を講じ、地域社会レベルを含めた災害対策のための資源確保と災害対策の促進に取り組むため、いかに人道外交活動を最も効果的に展開していくかについて、各国赤十字・赤新月社と協議するよう事務総長に依頼する。この決議の履行について、次の2013年の総会で進捗状況を報告するよう事務総長に依頼する。4.7強力な各国赤十字・赤新月社の構築:共通の取り組み‐包括的な枠組み11/47強力な各国赤十字・赤新月社を構築するための枠組みと原則を承認し、この枠組みのすべての構成要素の進捗を感謝をもって認め、全連盟規模の国際報告システムの試験運用に参加した各国赤十字・赤新月社に感謝し、11/48このシステムが一般使用向けの準備を完了したことを認め、すべての赤十字・赤新月社に対し、年次報告書や監査済み財務諸表などの自社データを連盟憲章の8 B (ⅰ)条に従ってシステムに提供するよう要請し、各国赤十字・赤新月社がこの枠組みの具体的な運用方法を理解できるよう、事務総長に支援の継続を働きかけ、すべての赤十字・赤新月社に対し、システムの試験運用と実用に十分に参加するよう要求する。11/49理事会の承認を受けた改訂版「ボランティアポリシー」を採択する。4.9人道外交11/50「2011~2013年の人道外交の戦略的枠組み」(付属文書8を参照)に留意し、これが赤十字・赤新月運動の人道外交ツールおよびネットワークのより効果的な利用に果たす役割を認識する。また各国赤十字・赤新月社がこれを基準文書として使用するよう奨励し、「人道外交にかかるポリシー」と「2020年に向けての戦略」に示した通り、赤十字・赤新月運動全体でさらに着実な人道外交への取り組みができるようにする。4.11連盟全体の資源動員戦略11/51理事会の承認を受けた「連盟全体の資源動員戦略)」(付属文書11)を歓迎する。この戦略を実施するため、すべての必要な措置を講ずるよう事務総長に要請し、各国赤十字・赤新月社がこの戦略の実施に全面的に関与するよう促す。5.各ワークショップの合同報告11/52報告書(付属文書12)に留意する。理事会に適宜、フォローアップを要請する。5.1次回総会の日程と場所11/53 2009年11月18~21日にナイロビで開催された第17回総会において、2013年の総会の日程と場所の決定を理事会に委ねた決議24を想起し、第19回総会が2013年11月12~15日にオーストラリアのシドニーで開催されることを認める。人道研究ジャーナルVol. 2, 2013175