「人道研究ジャーナル」Vol.2

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「人道研究ジャーナル」Vol.2

The Journal of Humanitarian Studies Vol. 2, 2013GAPは以下に挙げる活動について責任を負う。?資源の許す範囲で、血液プログラムに関連したガバナンスやリスク管理について、各国赤十字・赤新月社と知識を共有し助言を与える。? GAPのマニュアル「安全かつ持続可能な国の血液プログラムの開発」の実施により得られたあらゆる教訓が、ポリシーの見直しと同時に行われるマニュアルの更新に組み込まれるようにする。?血液事業の提供に関するGAPの各国赤十字・赤新月社自己評価プログラム、およびその他のGAPの活動によって発見された連盟にとっての主要重大リスクについて、連盟事務局と関連赤十字・赤新月社の双方に通知する。見直しと関連文書本ポリシーは2010年に作成され、「高品質な血液事業の提供(Quality Provision in Blood Services)」に関する過去に制定されたポリシーに替わるものである。連盟は本ポリシーが、承認を求めて連盟に提出されるあらゆる修正案とともに、5年後に見直されるようにする。見直しは、2014年12月30日までに開始される。本ポリシーは、理事会の承認と2011年11月の総会への提出に向け、2011年9月に理事会に提出される。その他の関連文書1991年11月25~28日にブダペストで開催された第8回総会の決議34。自発的無償献血者とは、血液、血漿、またはその他の血液成分を自らの自由意思で提供し、現金の形態でも、あるいは現金の代替物とみなされ得る物品によっても、これに対する報酬を受け取らない者を指す。報酬には、献血とそのための移動に合理的に要するもの以外の休暇も含まれる。粗品や飲み物、直接的な交通費の弁済については、自発的無償献血と矛盾しない。「献血および輸血の倫理規定(Code of Ethics for Blood Donation and Transfusion)」。1980年モントリオールでの国際輸血学会(International Society of Blood Transfusion: ISBT)総会、および1981年マニラでの第24回赤十字国際会議。「献血および輸血の倫理規定」。2000年7月12日の国際輸血学会総会、2006年9月5日のISBT総会により修正。決議36「血液品質プログラム」。1997年11月、第11回総会(於スペイン、セビリア)。2009年メルボルン宣言。100パーセント自発的無償献血についてのWHOと連盟の世界的協議に起因。この協議で参加者ら(WHOと連盟の全地域38ヵ国からの、65人を超える輸血医学の専門家、政策決定者、政府や非政府組織の代表者)は、とりわけ、コミュニティの関与を促進し、血液や血液製剤の被提供者に恩恵を与える安全で持続可能な自発的無償献血プログラムを推進するための国際的取り組みにおいて協力することなどについて合意した。2010年世界保健総会決議「血液製剤の可用性、安全性、および品質(Availability, safety and quality ofblood products)」(WHA63:12)214人道研究ジャーナルVol. 2, 2013