「人道研究ジャーナル」Vol.2 page 237/276

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「人道研究ジャーナル」Vol.2

International Federation of Red Cross and Red Crescent SocietiesFederation-Wide Resource Mobilization Strategy Resourcing our shared future視点を上から下にたどると、本戦略がどのように機能するかが明らかとなる。通常、マップはこの方法で作成される。「いかにして戦略において成功するか？」「いかにして財務目標を達成するか？」「いかにして顧客にサービスの提供を保証するか？」「いかにして優れた内部プロセスを実現するか？」「財務目標を達成することによって」「顧客にサービスを提供することによって」「主要な内部プロセスの優秀さによって」「学習と改善によって」マップを下から上にたどると、以下に示すように、それぞれの視点についてなぜその目標を選んだのかが明らかとなる。「なぜこのような方法で学習・成長するのか？」「なぜそれらのプロセスを重視するのか？」「なぜ顧客にこのサービスを提供しなければならないのか？」「なぜ財務目標を達成しなければならないのか？」「優れた内部プロセスを実現するため」「顧客に質の高いサービスを提供するため」「財務目標を達成するため」「我々のビジョンに近づくため」マップを補足するのがスコアカードである。マップとスコアカードは目標によって結びついている。スコアカードには4つの主要要素があり、それぞれが異なる質問に対する答えを提供する。目標評価指標数値目標イニシアティブ何を達成しなければならないか？いかにして成果を測定するか？どれだけ改善しなければならないか？そこに到達するには何をしなければならないか？下の図はサウスウエスト航空のスコアカードである。上述したマップの単純なロジックがどのように拡大され実施されるかを示している。ストックオプションプランによる従業員関与の重要性など、いくつかの重要な要素に留意すること。目標評価指標数値目標イニシアティブ財務低コスト化収益性向上市場価値年平均成長率30%収入増加座席収益飛行機の最小費用年平均成長率20%年平均成長率5%顧客定時運行最低価格連邦航空局の定時到着率顧客によるランキング（市場調査）第1位第1位品質管理カスタマー・ロイヤルティ・プログラム能力地上でのターンアラウンドの迅速化駐機時間定時出発30分90%サイクルタイム最適化プログラム学習企業目標に合致した地上勤務員自社株を保有している地上勤務員の割合1年目：70%訓練を受けた地上勤務員の割合2年目：80%3年目：10%品質管理地上勤務員の訓練235