「人道研究ジャーナル」Vol.2

「人道研究ジャーナル」Vol.2 page 273/276

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「人道研究ジャーナル」Vol.2

The Journal of Humanitarian Studies Vol. 2, 2013編集後記1月末には出したいと意気込んでみたものの、またまたこの時期になってしまった。早くからご寄稿・投稿いただいた方々には長期にお待たせすることになった。ご容赦をお願いしたい。このジャーナルは、学術的研究論文に偏らず、明治24(1891)年から60年にわたって、日本赤十字社の月刊誌として発行されていた「博愛」(当初の名称は「日本赤十字」)路線をお手本としている。すなわち、日本赤十字社の内輪の機関誌や6つの赤十字の看護大学の紀要の枠を超えたものを志向している。具体的には、赤十字が取り扱う広範な人道問題に関する論考について、赤十字内外の方々からのご寄稿・投稿を掲載するとともに、赤十字関係史料および実務上必要な文書などを参考資料として供することとしている。創刊号に引き続き、日本赤十字看護大学関係者はもちろんのこと、ICRC、連盟事務局の方々、赤十字OBの方に加えて、今号には赤十字のパートナーである国際機関、学界、人道分野の専門家の方々、日本赤十字社の現職の職員からの投稿も掲載することができた。今後とも、人道問題に関わる各方面の多彩な方々のご寄稿・投稿を歓迎したい。内容的には、赤十字およびその他の人道機関を取り巻く環境、一昨年の代表者会議における核兵器廃絶に関する決議関連、国際人道法、看護関係などから構成されている。また、参考資料として、「広島の恩人」といわれるDr.ジュノーの広島視察関連史料の掲載とともに、2011年秋の第31回赤十字国際会議、代表者会議、国際赤十字・赤新月社連盟総会の決議・主要添付資料を掲載した。残念なことは、赤十字の6大学のセンターでありながら、2つの赤十字大学関係者からの投稿を掲載できなかったことである。末尾ながら、ご多忙の中、ご寄稿・投稿して頂いた方々、並びに翻訳をボランティアでお引き受けいただいた方々に謝意を表したい。また、IFRCのSimon Missiri、佐藤展章、ICRC駐日代表部の真壁仁美、斉藤華佳子、日本赤十字本社の菅井智、永積健太郎辻田岳(敬称略)の各位のご協力に厚く御礼申し上げる。(東浦記)【執筆要領】?原稿は、2万字以内とする。A4版用紙に横書き、1頁40字35行。フォントは10.5pt。上下、左右に十分な余白をとること。?図表は400字程度に換算する。?原著論文には必ず400 ? 800字の英文要約を添付し、3 ? 5語のキーワード(日本語、英語の両方)を記載する。?原稿には表紙を付し、表題、著者名、著者の所属機関名(これらについては日本語と英語の両方で表記すること)、代表者の連絡先、本文・図表等の枚数、別刷りの必要部数(30部までは無料、これを超える場合は、著者負担とする)を明記する。?文献番号は引用順にして、本文中に引用箇所に方番号を付けて記載する。?人間や動物を対象とした研究では、論理的な配慮を行い、その旨を本文中に明記する。人道研究ジャーナルVol. 2, 2013271