ブックタイトル人道ジャーナル第3号

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概要

人道ジャーナル第3号

The Journal of Humanitarian Studies Vol. 3, 20143.「東日本大震災と国際人道支援研究会」の提言書その成果を世界発信した。HelpAge Internationalの2012年7月5日、国連人道問題調整事務所Godfred Paul氏による「災害時の世界の高齢者」と(OCHA)、国際協力機構(JICA)、日本赤十字社の三題する基調講演に引き続き、研究主任の日本赤十字看者共催によるパブリックセミナー「国際人道支援と東護大学講師岡本菜穂子氏から、調査結果概要報告がお日本大震災」が東京広尾の日本赤十字看護大学で開催こなわれた。その後、NHKの平間一彰氏がファシリされた。日本赤十字国際人道研究センター長の閉会挨テーターとなり、宮古市と石巻市の被災高齢者代表を拶を契機に、議論を継続・深化させるべく当日の登壇囲んだラウンドテーブルで、意見の交換を行った。な者と災害に携わる官民の有志による「東日本大震災とお、英文報告書については、人道研究ジャーナル第3国際人道支援研究会」が発足した。日本赤十字国際人号86頁~101頁に掲載を参照されたい。道研究センター長が座長となり、13回にわたる議論の結果、提言書がまとめられた。提言書は、人道研究5.2013年度史料編纂事業報告(研究員川原由佳里ジャーナル第3号の付録として所収。(日本赤十字看護大学)日本赤十字国際人道研究センターは、国連人道問題昨年度に引き続き日本赤十字社の看護婦養成関連史調整事務所(OCHA)および日本赤十字社ととも料の収集・整理・利用を行った。2013年度の活動のに、東日本大震災の教訓を踏まえて今後日本で起こりうち主なものは以下の通りである。うる国内大規模災害の発生に対し、迅速かつ円滑な海【収集と寄贈】救護看護婦2名へのインタビュー調査外支援の受入および国内救護対応強化の一助とするたを行い、救護体験記を古書店を通じて購入した。日本め、パブリックセミナーを2014年3月7日、同じく看護協会出版会から戦後の看護教育や労働に関する数日本赤十字看護大学広尾ホールで開催した。多くの史料の寄贈を受け入れた。内閣府防災担当企画官(国際防災協力担当)中島壮一【電子化及び保存処置】戦時救護活動に関する写真を氏の講演「東日本大震災を踏まえた我が国の防災対策電子化し、保存処置を行った。について」の後、東浦洋日本赤十字国際人道研究セン【データベース化と一般公開】災害救護と日本赤十字ター長が、「東日本大震災と国際人道支援研究会」座専門学校に関する写真データをHP上のデータベース長として提言内容について報告した。ついで、国際協に登録し、一般公開した。力機構(JICA)東・中央アジア部長柳沢香枝氏がフ【閲覧と利用】2013年度のNHKドラマヒロイン新島ァシリテーターとなり、水資源機構理事西川智氏、ジ八重に関するNHK本局や京都、大阪、広島の放送局ャパンプラットフォーム理事・立教大学教授・難民をからの問い合わせに対応した他、日本赤十字社福島支助ける会理事長長有紀枝氏、一橋大学教授河原節子部の展示に協力した。また5月のナイチンゲール記章氏、日本赤十字社国際部主幹粉川直樹氏によるパネ授章式に際して日本赤十字社企画広報室の発行するル・ディスカッションが行われた。OCHA神戸事務「赤十字ニュース」の特集インタビューに応じ、英国所長の渡部正樹氏は閉会挨拶において、この提言をナイチンゲール博物館からの依頼に協力した。その2015年仙台で開催される第3回国連防災世界会議に他、多くの機関や団体、個人の史料のお問い合わせ、向けて種々の会議で取り上げてもらうよう働きかける閲覧や利用に協力した。ことが必要であると締めくくった。日本赤十字看護大学史料室ホームページhttp://www.redcross-history.org/database/4.HelpAge Internationalとの共同研究世界の高齢者を支援する唯一の国際NGOであるHelpAge International(1983年設立)と日本赤十字国際人道研究センター研究グループ(代表東浦洋)は、パートナーシップを組み、2011年6月から「被災高齢者の脆弱性と対処戦略の検討~東日本大震災後、仮設住宅における被災高齢者に焦点を当てて~」を研究テーマとして研究をすすめてきた。2014年1月24日、日本赤十字看護大学広尾ホールにおいて、142人道研究ジャーナルVol. 3, 2014