ブックタイトル人道ジャーナル第3号

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概要

人道ジャーナル第3号

The Journal of Humanitarian Studies Vol. 3, 2014道支援をおこなうには能力や計画が不十分であるとする各国赤十字・赤新月社の声が確実に届くように努める。4.決議1実施の支援? ICRCは、決議1実施の推進・監視において国際赤十字・赤新月運動内で主導的役割を維持するとともに、さまざまな言語で幅広い内容の出版物や文書を提供していく。?各国赤十字・赤新月社は、ICRCならびに連盟の支援を受けながら、核兵器に関する国際赤十字・赤新月運動の立場を積極的に普及させるために、各国組織の国際ネットワークを維持・発展させていく。このネットワークは、2013年5月に広島で開催された2011年代表者会議決議1の実施に関する第二回会合において設立されたもので、行動実績、従前・従後のイベント、ならびにこの分野の専門機関がおこなっている活動に関する情報と、各国政府ならびに一般市民との取り組みに有用な資料やリソースを、適宜交換することを可能にしている。?各国赤十字・赤新月社は、連盟が提供する電子プラットフォームを通じて活動の進捗や決議1を実施する上で直面している課題について情報を提供して、国際赤十字・赤新月運動内での経験や知識の交換を推進する。?各国赤十字・赤新月社は、互いに情報や経験を共有するなどして、決議1の実施を推進するための重点項目の選定をおこなう。? ICRCは、国際レベルでの決議1に関する動向や実行推進の機会について、すべての赤十字・赤新月社と連盟に適宜情報提供をおこなう。決議2国際赤十字・赤新月運動の戦略(運動戦略)代表者会議は、赤十字・赤新月運動の戦略に関する2011年代表者会議の決議3を想起し、1.運動戦略の実行に関する常置委員会の報告書に関心をもって留意する。2.常置委員会の報告書を踏まえて、2001年に採択され2005年に改訂された運動戦略は今日までに十分実行されてきたと確信する。3.常置委員会がその報告書で示した判断ならびに本決議付属書1「国際赤十字・赤新月運動の新たな方向性」に基づいて、常置委員会が各国赤十字・赤新月社、国際赤十字・赤新月社連盟(連盟)および赤十字国際委員会(ICRC)との協議のもと、2015年代表者会議での採択を視野に入れた上で新たな運動戦略の策定を継続していくよう要請する。人道研究ジャーナルVol. 3, 2014 259