ブックタイトル人道ジャーナル第3号

ページ
265/288

このページは 人道ジャーナル第3号 の電子ブックに掲載されている265ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

人道ジャーナル第3号

The Journal of Humanitarian Studies Vol. 3, 2014い。なぜなら、時期や場所によってさまざまな協力がありうるからである。重要なことは、協力相手との対話を中断することなく継続していくことである。対話が途切れると、協力のしくみが形式的で官僚的なものになってしまうからである。国際赤十字・赤新月運動の協力体制、会合、イメージ、資金醸成を改善していくために策定された重要プロセスは、すでに進行しているが、今後もさらに継続していかなければならない。そして、各構成員はプロセスの結果に対して責任を負うものである。協力運動構成員が相互に良好な協力関係を築き、外部パートナーと効果的な協働関係を築く能力において、これらの問題は核心をなすものであると考える。価値観?受益者、資金提供者、そしてお互いに対する説明責任?新たなミレニアム開発目標への貢献?基本原則の順守と実践?互いの成功の評価プロセス?国内外の急速な変化への対応?受益者にふさわしく、資金提供者が求めるクオリティー?経験や他の運動構成員からの学習?ボランティアやスタッフの訓練?テクノロジー?知識を豊富にする研究?能力強化への投資関係?共通ストーリーの構築?アピールの共有?会議期間外の情報交換や協議の活発化?外部組織との効果的パートナーシップの構築?明確かつ強力な発言力外部組織との協働活動へのアプローチの共有今後二年間にわたって運動構成員は、それぞれの状況に応じて、以下の事項に対する運動のアプローチを改善するような方法、手続き、しくみの構築に自ら取り組み、あるいは協力していく。?政府との関係(補助的役割)?運動フォーラムの形式と内容人道研究ジャーナルVol. 3, 2014 263