ブックタイトルThe Journal of Humanitarian Studies
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The Journal of Humanitarian Studies
Journal of Humanitarian Studies Vol. 4, 2015チェックポイント:捕虜目的?捕虜とはどういう人たちか、また彼らの権利について学ぶこと。?人間が捕えられ、虐待され、またその権利が無視される被害者であるとき、人間はどのように感じるかを理解すること。?この領域における赤十字国際委員会(ICRC)の役割を説明すること。人材と資材?少なくとも3人のファシリテーター:グループの監督者役に1~2名、尋問者役に1~2名(この人数は参加者の人数、年齢に応じて調整可能)、ICRCスタッフ役1名?看守役の「武器」(可能であれば水鉄砲、あるいは段ボールで作った簡単な武器でも可)?参加者の軍隊ユニフォームの印である腕章? ICRCスタッフの赤十字バッジ?捕虜収容所を表す区画された場所?十分に隔離された尋問スペース?赤十字通信(付録参照)?逃亡を手助けするための資材(プラスティックカップ、紙を丸めた物など)?パズルピース(付録参照)シナリオチームリーダー、あるいはファシリテーターは、参加者にハッダー国軍の腕章を付けさせ、ハッダー国軍兵士としての役割を明確に説明します。次に、彼らは武装した男たち(デルダー国軍兵士)に包囲され捕虜となり、捕虜収容所に連れて行かれます。ゲームの進め方?看守の暴力行為:参加者は敵の大隊に取り囲まれ、自分たちの持ち物(リュック、財布など)を全て剥奪されます。看守は時々外国語を話し、絶え間なくどなっています。参加者は全員、収容所を表す暗く囲った場所に閉じ込められます。?尋問と拷問:捕虜収容所に着いたら、参加者は2人ずつ別々の暗い部屋(他に部屋がない場合は、離れた場所)に連れて行かれます。(付録:「戦争捕虜への尋問」参照)参加者はそこで尋問を受け、拷問を受けているように振る舞います。(被害者は叫んで苦しんでいるふりをするよう求められます。)尋問は2~3分以内とします。注意:このチェックポイントでは、ファシリテーターが行き過ぎた行動をとったり、言動を発す216人道研究ジャーナルVol. 4, 2015