ブックタイトルThe Journal of Humanitarian Studies
- ページ
- 225/286
このページは The Journal of Humanitarian Studies の電子ブックに掲載されている225ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは The Journal of Humanitarian Studies の電子ブックに掲載されている225ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
The Journal of Humanitarian Studies
Journal of Humanitarian Studies Vol. 4, 2015?文化財であることを示す青と白の標章がある建物?保護標章のある核施設(3つのオレンジ色の円)?一般住民の生存に不可欠なもの(果樹園や製粉所など)?子どもの集団?白旗や両手を挙げ降伏している兵士?攻撃が認められている軍事目標?戦車?戦闘機のある飛行場?進行中の兵士の隊列?軍の燃料庫?軍需品倉庫?軍司令本部?武装し通行人に発砲している民間人?発砲を続けている負傷兵ふりかえりチームリーダーは、参加者に彼らが選んだ目標や武器が正当であったかを尋ねます。自分が満足する目標ならなんでも攻撃が認められるかどうかを尋ね、活動中に撃ってはならないとされていた目標の例を引用します。チームリーダーは、これらの目的に共通する特徴を指摘します。つまり、戦闘に直接参加していない一般住民や民用物は標的にしてはならないということです。次にチームリーダーは、いくつかの識別困難な目標物を挙げ、この原則を実践することの難しさを強調します。それらは目標にするべきか否か?チームリーダーは明快な答えは述べず、次のことを説明して下さい。?疑いの原則:ある目標物が軍事目標か民用物かが疑わしい場合は、目標とするべきではないこと。?均衡性の原則:軍事目標を攻撃することによる民用物や一般住民への損害が、予測された軍事的戦略利益に対し過度であってはならないこと。したがって、目標を達成するために過度の損害が出ないように慎重に武器を選ばなければならないこと。このことを踏まえ、チームリーダーは、戦闘員を識別することの難しさと、公然と武器を所持するなどして戦闘員であることを示す義務があることについても述べてください。ファシリテーターは、参加者にパズルピースを渡します。人道研究ジャーナルVol. 4, 2015223