ブックタイトルThe Journal of Humanitarian Studies
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The Journal of Humanitarian Studies
Journal of Humanitarian Studies Vol. 4, 2015負傷した兵士は無防備です。つまり、もはや戦っていない兵士は完全に敵のなすがままなのです。このような状況下では、負傷兵はもはや敵ではなく、ひとりの犠牲者です。無防備な人間を攻撃したり見捨てたりすることは、全ての価値観に反する残虐で卑劣な行為です。傷病者は保護されなければならないのです。国際人道法では、負傷者だけでなく、彼らを看護し救援する人々も保護されるべきであることを規定しています。したがって、救護スタッフを攻撃したり妨害することは許されません。白地に赤十字や赤新月を救護スタッフの服や、救急車または病院に表示し、救護活動がはっきりと識別できるようにします。230人道研究ジャーナルVol. 4, 2015