ブックタイトルThe Journal of Humanitarian Studies

概要

The Journal of Humanitarian Studies

Journal of Humanitarian Studies Vol. 4, 2015チェックポイント：軍司令本部目的?戦地にいない場合、司令官として決定を下すことの難しさを知ること。?特定のルールを適用することから生じるジレンマを強調すること。?他のチェックポイントでは探求できない国際人道法のルールについて学ぶこと。人材と資材?各グループに質問をするためのファシリテーター１人?議論を導き評価するチームリーダー１人?軍司令本部の雰囲気を作る資材（机、椅子、地図など）?パズルピースシナリオ参加者は軍司令本部に到着し、全員が司令官に昇格します。無線や電報配達人（メッセンジャー）によって、次々とメッセージや質問が届きます。留意点：軍司令本部は、このコースの最後のチェックポイントとなるので、全ての参加者が一緒に内容について説明を受けることができます。その後、各チームはチームリーダーを中心として活動します。ゲームの進め方紛争の状況についての詳細が説明された後、チームリーダーは、参加者の任務は戦場にいる兵士の質問に答えることであることを説明します。いずれの質問も明確な状況が記載されてあり、具体的な問題を提起しています。参加者は、ある一定の制限時間内（参加者の数により、４分から８分）に回答しなければなりません。最後に、正解とその説明があります。チームリーダーは、グループとしての見解を出す前に、すべての参加者が議論に参加できるよう配慮しなければなりませんが、正解への誘導はしないでください。?ケース1：?状況：前線には、15人のデルダー国軍兵士が、われわれの大隊に追われ、1,000人の一般住民（女性、子ども、高齢者）が住んでいるデルダー国のある村に潜んでいる。大隊は、家々を個別に制圧するには人数が不十分であるが、村を破壊するのに十分な銃と迫撃砲を持っている。?質問：われわれの大隊は、村から敵の兵士を追い出すために重火器を使用してもよいか。?適用される国際人道法のルール：≫≫軍事目標だけが攻撃を許される。≫≫軍事目標とは、「その施設が性質上、位置、目的また用途において相手国の軍事行動に人道研究ジャーナルVol. 4, 2015233