ブックタイトルThe Journal of Humanitarian Studies

概要

The Journal of Humanitarian Studies

Journal of Humanitarian Studies Vol. 4, 2015全体のふりかえり目的?“戦争にも制限がある”という原則を復習すること。?違反への罰則についてよく考えること。?紛争後に応用する（日常化する）こと。人材それぞれのチームリーダーは各チームのふりかえりを統括する。ゲームの進め方?ルールと制裁（15分間）：チームリーダーは参加者に次のことを尋ねます。?その日に学んだこと?紛争中は何をしてもよいと思うか、またその理由チームリーダーは参加者に次のことを考えさせます。国際人道法の基本的な考え：人間を尊重し、不必要な損害、つまり戦略上必用であるとは言えない損害、あるいは期待される明確で直接的な軍事的利益をはるかに超えた損害を引き起こすことを禁止する。これらの理念を達成するためのルールの必要性。これらのルールが尊重されない場合、何がなされるべきかをその日の参加者の経験に基づいて考えること（例、狙撃兵）。制裁の必要性や、ルールを遵守することだけでなく、犠牲者を助けることなど、ゲームや彼らの日常生活における経験に基づいて考えること。チームリーダーは、全員が参加するように配慮し、全体会のための代表者１名を任命するようグループに依頼します。?全体会でのまとめ（15分）：各グループは、グループの発表者を通して、処罰と犠牲者に対する各グループの意見を説明します。ファシリテーター（例えば、チームリーダーの１人）は例えば、事実調査委員会、国内あるいは国際法廷といった適用可能な様々な処罰を簡潔に提示します。ファシリテーターは次のことを強調しなければなりません。?違反行為が認知されること、同様に、これらの違反行為を予防する処罰が、犠牲者にとっていかに重要な役割を持つかということ。?（例えば、個々の復讐が暴力を増長させることを避けるために）紛争が起きた地域をより平和的に再建させるための処罰規定が必要であること。240人道研究ジャーナルVol. 4, 2015