ブックタイトルThe Journal of Humanitarian Studies
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The Journal of Humanitarian Studies
Journal of Humanitarian Studies Vol. 4, 2015プロジェクトの成果は1)正常分娩90 .4%、34~36週の分娩7 .8%、28~33週間の分娩(早期分娩)1 .9%2) 10代の妊娠女性は、効果的な家族計画の知識を含め、性感染症予防知識を会得した91 .0%3) 10代の妊娠女性は、このプロジェクトの参加に非常に満足している90 .7%4)妊婦健診ユニット/両親学校において10代の妊娠女性への教育というヘルスプロモーションモデルが発展した。4.虐待された女性をサポートする村のヘルス・ボランティアへの啓発活動女性への暴力は、重大な公衆衛生の問題であり、被害者へ慢性的な健康問題を誘発させる。加えて、女性への暴力は社会の健全さを反映するものであり、女性に対する基本的人権の極度の侵害を示す指標となっている。家庭内暴力は、個人、家庭、社会といった社会のさまざまなレベルに対して影響を与えている。2009年から2010年、タイ赤十字看護大学の主任研究員、Dr . Bu-NgaTanopas准教授が率いる研究チームは、「虐待を受けた女性への支援モデル」という研究プロジェクトを行った。この研究は、ラヨーン県の村のヘルス・ボランティアに対して、心理的な支援と家庭内暴力の被害者へのカウンセリングを提供するための啓発プログラムも含まれている。このプロジェクトの目的は、政府とコミュニティが協働して戦略的に持続可能な社会の力を発展させ、女性に対する暴力の問題を軽減することである。第1回赤十字・赤新月社国際看護学会2014年4月23日~25日、タイバンコク会議テーマは「災害看護、緊急人道支援、看護の動向」。タイ赤十字看護大学の100周年を記念して行われた。この国際看護学会は、世界各国からの科学的根拠に基づく、直接的な体験を学び、共有する場を提供することにより看護師を啓発することが目的であった。タイ赤十字看護大学がこの会議を運営し、日本赤十字看護学会、中央大学赤十字看護学部(韓国)、スウェーデン赤十字大学(スウェーデン)、国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)と赤十字国際委員会(ICRC)との共催で開催された。人道研究ジャーナルVol. 4, 201573