ブックタイトルThe Journal of Humanitarian Studies

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概要

The Journal of Humanitarian Studies

Journal of Humanitarian Studies Vol. 4, 20157月31日に完成した。卒業生への教育は、2003年に生涯教育センター開設により、活発になった。2006年、同教育部の方針により、履修単位銀行制(academic credit bank system)が導入された。これにより3年間の看護コースを卒業することで、学士号を得ることができるようになった。そのため2008年には学生が看護学士を得られるように集中専門コースが制度化された。集中講座も開講したが、大学合併に伴い終了した。3)最良な組織になるための新しいスタート(2011 -現在)(1)総合大学へ昇格するための努力1988年から看護大学の発展のための委員会を設立し、学士号が取得できる大学にするためにあらゆる手を尽くした。しかし教育部はこの計画を学校改革というよりも、新しい学校の設置として捉えていたため、学校の場所や校舎の基準を遵守するよう要求してきた。それらの要求を満たすために、学校は2005年に敷地を拡げ、新しい校舎を建設した。しかし、結果的に要求が数年にわたって増えてきたため、大学に昇格する計画は失敗に終わった。さらに赤十字も財政的に厳しくなり、また赤十字社からの補助を受けていた看護短大の状態は、法律的にも学校改革の対象としては当てはまらなくなってしまった。この条件に見合うように、2005年~2006年にかけて京畿道区に2つ目のキャンパスを造ろうとしたが、結局この計画も頓挫してしまった。また看護短大と同窓会組織は、政府と国会に対して学校の歴史と注目すべき特徴に鑑みて、関連法の見2012年度卒業証書授与式直しを要求したが、これも受理されなかった。c Red Cross College of Nursing, Chung-Ang University(2)中央大学との合併4年制大学への移行計画について教授会、学生会、同窓会から意見を集めたところ、他の大学との合併ということになり、2008年から活動に着手した。2010年11月に、公募による合併大学の選出を開始した。公募の際、看護短大は以下の前提条件を提示した。「赤十字看護学部」の名称を使用し続けること、赤十字の哲学、歴史、同窓会を継続させること、ソウルにある校舎を存続させること、歴史博物館を設置すること、看護短大の全教職員を雇用すること、赤十字が推薦する人を理事会メンバーに任命すること、看護学部発展のために資金調達をすること、そして2012年から学士コースを開講すること、である。国内外の著名人から成る看護大学発展委員会は中央大学(CAU)を合併先として選んだ。2011年11月7日、教育部の承認を得て、中央大学赤十字看護学部として生まれ変わった。この大学は定員300名の国内最大級の看護大学となった。ReferencesKorean National Red Cross Society (2006). 100 years of the Red Cross movement in Korea, 933-944.Red Cross College of Nursing (2007). 60 years of Red Cross College of Nursing, Seoul, 3-202.人道研究ジャーナルVol. 4, 201583