ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」にかかる教育・研究事業報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」にかかる教育・研究事業報告書

「私は先輩とか上司に感じたことはなかった。自分のモチベーションを維持したものは妊産婦だった。なので、自分の力が不足だった時に、自分を責める気持ちになる。もっと勉強しなければとか、落ち込みも激しいです」「お産を増やすにはどうしたらよいかと先輩と話していたら、「増えなくてよい」と言われてしまい、頑張ろうと思っていたのに心が折れてしまった。ちょっと最近、この病院でやっていけないかなと思っている。」「先輩助産師に話を出したのですけれど、その助産師に「仕事が増えるじゃん」といわれ、助産師同士、みんなが同じ気持ちではないと思うが・・・」「これってやりたかったお産と違うなと思って、でもそういう病院だからしょうがないなと思って、働けないなと感じた。先輩にそれは違うよねっていってくれる人達が何人かいて、まだ、改善の余地はあるのかなと光が見えるのではと思いながら先輩のもとで働いている。」「混合病棟のジレンマ、医師とのストレスで、もう助産師をやめようと思って病院を辞めた。今、楽しい思いをもって勤務できているのは先輩ですよね。今まで関わってきた助産師会の人から「助産師辞めたらダメだ」と言われてもう少し「頑張ろうかな」と思ったので先輩達の存在が大きいと思う。」【組織・管理者の支援】〔上司の役割〕として、キャリアを積ませることができるような〔環境作り〕をしてほしいし、何を望んでいるのか、〔向学心を刺激〕し〔後押し〕をしてほしいと感じていた。(表8)「そのやりたいという気持ちを消さないで、家族や職場に伝えたり、自分の気持ちにまっすぐ進んでほしい。」- 14 -