ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」にかかる教育・研究事業報告書

概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」にかかる教育・研究事業報告書

表3各学校における虫卵陽性率の推移学校群陽性As Hw Tt2012.5 2013.3 2013.9 2014.3 2012.5 2013.3 2013.9 2014.3 2012.5 2013.3 2013.9 2014.3 2012.5 2013.3 2013.9 2014.31A93.5%88.0%77.5%70.4%23.9%12.0%25.8%7.4%80.4%76.0%29.0%25.9%39.1%40.0%38.7%40.7%2A57.5%21.6%29.0%29.3%0.0%1.1%2.8%4.0%49.4%14.8%19.6%17.3%19.5%6.8%15.0%10.6%3B76.6%94.7%63.6%50.0%6.4%23.7%15.9%0.0%53.2%73.7%38.6%40.0%44.7%42.1%27.3%20.0%4B95.7%48.1%36.9%27.3%35.7%3.8%12.3%0.0%30.0%26.9%16.9%12.1%37.1%32.7%15.4%15.2%5C91.9%82.1%91.4%94.4%51.6%61.5%62.8%51.9%66.1%61.5%32.9%50.0%62.9%71.8%62.9%53.7%6C82.4%73.5%68.1%33.3%4.7%8.8%10.1%0.0%75.3%55.9%55.1%29.0%16.5%30.9%14.5%7.3%7D94.4%93.3%76.7%37.0%37.8%20.0%63.0%71.1%63.3%48.1%55.6%46.7%8D88.5%87.8%83.3%30.8%29.3%26.0%46.2%56.1%48.1%55.8%63.4%53.7%注）学校78は2013年9月大雨による悪路のため、検便実施できなかっため、データは欠損注）グレー塗りは、前回の値から、増加がみられた箇所（４）介入小学校のある村落の検便結果学校2の所在する村落で、小学生以上を対象に行った検便の結果を表４に示す。全体の陽性率は、ベースラインで80.9%、小学校への介入後の2014年3月に68.5％であった。回虫卵は、ベースラインで0であったが、わずかに上昇し、1.4％（1名）であった。鉤虫卵は、それぞれ、73.5%から25.2%、鞭虫卵は、16.2%から6.8%でいずれも減少した。表4学校2の村落の虫卵陽性率の推移陽性ASHWTt2012.52014.32012.52014.32012.52014.32012.52014.3学校2の村落（小学生以上）80.9%68.5%0.0%1.4%73.5%24.7%16.2%6.8%（５）小学校2におけるグループワークの結果介入1、2とも行った小学校2の5年生対象に、両親や村も住民の変化についてグループワークを行った結果を示す。1自分たちの変化学校でも家でも石鹸を使って手を洗うようになった。手を洗ってから、食事をするようになった。トイレを使うようになり、トイレの後に手洗いをするようになった。水浴びの際、石鹸を使うようになった。くつ（草履）を履くようになった。服も洗濯して、きれいな服を着るようになった。2親や村の人たちの変化親も近所の人も、自分たちと同じような衛生行動がとれるようになった。- 39 -