ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」にかかる教育・研究事業報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」にかかる教育・研究事業報告書

2所属部署における虐待予防研修の取り組み状況所属部署の虐待予防の研修状況について、実施の有無を尋ねた。3研修以外で、虐待予防に関する所属部署内の取り組み状況掲示や回覧での虐待予防の普及啓発、不適切なケアの定期的なチェック、虐待や不適切なケアの事例を通した会議やカンファレンスの開催、虐待に関して同僚や上司への相談や情報共有の取り組み状況について、実施頻度を「よくしている」「時々している」「あまりしていない」「殆どしていない」の4件法、家族や地域住民との交流会や意見交換の取り組み状況については、「1年に2回以上」、「1年に1回」、「2年に1回」、「あまりしていない」、「していない」の5件法で、実施頻度を尋ねた。4職員の職場内外の虐待予防に関する研修の受講状況過去1年以内と過去1年以上前で、職場内、職場外に区分し、研修の実施状況を質問した。研修内容別に、法や制度上の知識・人権に関する研修、不適切なケアの理解に関する研修、職員のストレス対処方法やメンタルヘルスに関する研修、施設の管理体制や組織づくりに関する研修、職員間のコミュニケーションに関する研修、認知症・精神障害等の疾病・症状の知識と理解に関する研修、ケアの質向上に関する研修、療養の環境整備に関する研修、利用者のエンパワメント向上に関する研修である。5虐待や不適切な行為の実態と意識の状況日常業務において、ここ6か月以内に虐待と思われるもの行為、不適切な行為について「よくあった」「時々あった」「少しあった」「なかった」の4件法で尋ねた。また、日常業務で、不適切な行為や虐待行為を意識するかについては、「よく意識する」「時々意識する」「あまり意識しない」「殆ど意識しない」の4件法で尋ねた。6虐待予防に関する研修の理解と関心、その研修の重要性について4の研修内容別に、理解の状況は、「よく理解している」「まあまあ理解している」「あまり理解していない」「殆ど理解していない」の4件法、関心の状況は「非常に関心がある」「まあまあ関心がある」「あまり関心がない」「殆ど関心がない」の4件法、研修の重要性の認識について「非常に重要である」「まあまあ重要である」「あまり重要でない」「殆ど重要でない」の4件法で尋ねた。7今後受講希望のある研修内容4の研修内容別に受講希望のある研修内容を複数選択で尋ねた。5)分析方法すべての質問項目に記述統計を行った。この6か月間に実施した行為で虐待と思われる行為、不適切な行為と、日常業務で虐待予防に意識することがあったかについては、性別の2群と過去1年間に施設内で受講したかどうかの2群に分けて、Mann?WhitneyのU検定にて比較検討した。分析には統計解析ソフトSPSS ver.21を使用し、有意水準は5%未満とした。7)倫理的配慮・同意書の手続きについて- 47 -