ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」にかかる教育・研究事業報告書

概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」にかかる教育・研究事業報告書

1研究対象者の安全に対する配慮質問紙とあわせて配布する依頼文書で、ⅰ）本研究の目的や意義、ⅱ）自由意志での回答であること、ⅲ）匿名性の保持、ⅳ）データは計画や研究を含む評価以外の目的には使用しないこと、ⅴ）学会や専門の雑誌に研究結果を発表することを説明し、回収のあった質問紙を同意とみなした。2研究対象者に予想される不利益および危険に対する配慮質問紙は無記名とし、研究に関して質問や疑問、データの開示について希望があればいつでも連絡がとれるよう依頼文書に連絡先を記載した。3個人情報の保護の方法メモやUSBメモリに保存し、学内研究室のみで使用した。また、管理については、施錠できる場所、分析・論文作成にあたってはインターネットに接続していないノートパソコンを使用し、保存期間は平成26年3月末までとした。本研究は、日本赤十字広島看護大学研究倫理委員会の承認（審査承認番号1316）を得た。（３）教育・研究事業の結果31施設390名に配布し、148名から回答が得られ（回収率37.9％）、そのすべてを分析対象とした（有効回答率37.9%）。調査表を送付した対象施設の種類と施設数、1施設当たりの配布数、平均回収数は表１のとおりである。１施設当たりの調査表の配布数は、施設種別によって職員数が異なるため配布数を調整した。また、対象施設は協力の得られた施設のため、施設種別によって調査施設数は一定でない。- 48 -