ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」にかかる教育・研究事業報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」にかかる教育・研究事業報告書

表4研修以外の虐待予防に関する取り組み状況回答数%回答数%施設内の掲示や回覧による虐待予防の普及啓発(n=146)虐待に関して同僚や上司への相談や情報共有(n=138)よくある3221.9よくしている4129.7時々ある6141.8時々している6043.5あまりない4027.4あまりしていない3223.2殆どない138.9殆どしていない53.6不適切なケアに関する定期的なチェック(n=141)家族や地域住民との交流会や意見交換(n=128)よくしている3222.71年に2回以上4333.6時々している6143.31年に1回程度3023.4あまりしていない3424.12年に1回程度00.0殆どしていない149.9あまりしていない2721.1していない2821.9不適切なケアや虐待事例の会議やカンファレンス(n=139)よくしている2920.9時々している6244.6あまりしていない3726.6殆どしていない117.94)虐待予防の研修内容と受講状況表5虐待予防の研修内容と受講状況(複数回答)n=148回答数%法や制度上の知識・人権に関する研修7752.0不適切なケアの理解に関する研修7349.3ストレス対処方法やメンタルヘルスの研修5436.5施設の管理体制や組織づくりに関する研修5537.2職員間のコミュニケーションに関する研修7349.3認知症等疾病・症状の理解に関する研修8154.7ケアの質向上に関する研修8960.1療養の環境整備に関する研修5033.8利用者のエンパワメント向上に関する研修5335.8その他研修64.1職場内外を通して、これまでに受講した虐待予防研修について尋ねた。最も多かったのは、ケアの質向上に関する研修が89名(60.1%)で、次いで、認知症等疾病・症状の理解に関する研修が81名(54.7%)、法や制度上の知識・人権に関する研修が77名(52.0%)と半数以上を占めた。不適切なケアの理解に関する研修73名(49.3%)、職員間のコミュニケーションに関する研修73名(49.3%)も、半数近くが受講していた。ストレス対処方法やメンタルヘルスの研修、施設の管理体制や組織づくりに関する研修、療養の環境整備に関する研修、利用者のエンパワメント向上に関する研修は、他より受講が少なく、40%に満たなかった(表5)。職場内外での受講状況をみると、すべての研修で、受講した方の半数以上は職場内で1年以内に受講していたが、その中でも最も少なかったストレス対処方法やメンタルヘルスの研修で30人(55.6%)であった。逆に、受講した中で、職場外で1年以内に受講した研修として最も割合が高かったのは、ストレス対処方法やメンタルヘルスの研修14名(25.9%)であった(表6)。- 51 -