ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」にかかる教育・研究事業報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」にかかる教育・研究事業報告書

12(2)フォーカス・グループ・インタビューの結果分析の結果、助産師のキャリア開発意識には7つのカテゴリーが抽出された。以下それぞれのカテゴリー【実際に語られた内容を示す。【過去の自分】卒業課程】について分析した結果を示す。〔〕はサブカテゴリーを、「」は、自分のキャリアの現状を話した時、全員がこれまでの助産師としてのプロセスを語った。臨床経験年数の長短に関わらず、最初は〔意欲・関心〕があり、燃えていたと過去の振り返りをしていた。しかし、10年以上の経験者で、改めて考えると過去にあった意欲や興味が薄れ悩んでいる、何かをしたいというより〔現状維持〕したいという〔あきらめの思い〕を述べている者もいた。また、結婚し子どもがいる、親の介護など家庭生活を優先しなければならない環境におかれている助産師は、働くことが精一杯でやりたいことができないと涙ぐみ、〔悔やむ気持ち〕を述べていた。そうした訴えに、経験20年以上の助産師はわかるわかると〔思いの共有〕をしていた。(表2)表1対象者の背景(n=21)キャリア開発助産師経験年数(年)助産師勤務後の勤務病棟年齢(歳)看護師助産師被教育経験中央値:11.8他病棟配置経験混合・単科A28専門学校専門学校なし5なし混合B50専門学校専門学校なし13あり混合病棟師長C47専門学校専門学校なし26なし混合D46専門学校専門学校なし25あり混合副師長E29大学専攻科なし7なし混合F38短期大学専門学校なし10なし混合G32大学専門学校なし10なし混合H23短期大学専攻科なし2なし混合I30大学専門学校なし4なし混合J33専門学校専門学校なし10なし混合K25専門学校専門学校なし3なし単科L44専門学校専門学校なし23なし混合M33専門学校専攻科なし10なし単科N35短期大学専門学校なし13なし混合O30短期大学専門学校なし8あり混合P25大学専門学校なし3なし混合Q51専門学校専門学校なし29なし混合副師長R40短期大学専門学校なし16あり混合S26専門学校専門学校なし2なし混合T26短期大学専門学校なし4なし単科U47専門学校専門学校なし25あり混合教員- 5 -