ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

教育の系統的プロセス、感情表出、認知再構成で、共通の経験を共有することで、グループの支援と意味のある統合であるとされる。デブリーフィングは、歴史的には軍隊で実施されてきたものである。CISDは治療法ではなく、救援者を対象とした心理教育である。デフュージングはイベントの数時間後にグループで行われる危機介入である。2)デブリーフィングの論争心理的デブリーフィングは、心理的苦悩を軽減したり、PTSDを予防しないことが示されてきた。特に、個人の単回のセッションのデブリーフィングは避けるべきである。このコクラン・レビューでは、グループによるデブリーフィング、危機介入などは含まれていないが、強制することは避けるべきである。救援者のデブリーフィングは、完全に安全でありグループで行われ、参加が自発的な場合には行われるべきである。まとめ(省略)学習のための質問(1)災害事象において、精神医学的問題のリスクとなるのはどのような要因であり、それはなぜか(2)災害計画、対応、検討における、メンタルヘルス・コーディネーターの役割は何か(3)メンタルヘルスサービスの災害前の計画は、どのようなトピックを含むべきか(4)メンタルヘルスの専門家にすぐに照会する必要があるのは、どのような精神医学的症状か(5)災害の直後に、成人への心理的援助として医療職が提供できるのはどのような技法か(6)どのような状況では、心理的デブリーフィングを用いることができるか。用いてはいけないのはいつか(7)外傷的な悲嘆とは何で、どのように扱われるべきか(8)成人と子どものPTSDの表出はどのようなものか。共通する治療選択は何かインターネット学習(省略)- 98 -