ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

研究報告書1.研究テーマ病院と在宅をつなぐ介護老人保健施設の連携システムの構築2.研究者主任研究者:鶴田惠子(日本赤十字看護大学)共同研究者:高田早苗(日本赤十字看護大学)守田美奈子(日本赤十字看護大学)坂口千鶴(日本赤十字看護大学)本庄恵子(日本赤十字看護大学)竹内幸枝(日本赤十字社医療センター)岡本薫(日本赤十字社総合福祉センター)酒井美絵子(群馬パース大学)安部陽子(日本赤十字看護大学)田口実里(独立行政法人地域医療機能推進機構)3.要旨本研究は、COPD患者のHOT導入に伴う病院・介護老人保健施設・在宅の3拠点の看護の連携システムを構築することおよびそのプロセスを明らかにすることを目的に、連携システム検討会の開催を通してアクションリサーチを実施した。結果として、69個のサブカテゴリー、8つのカテゴリーを抽出し、連携システムのプロセスの構造を明らかにした。また構築された連携システムのあり方として、病院から中間施設を経由して在宅へ戻る「病院と在宅をつなぐフローチャート」を作成した。考察として、検討会のプロセスを経て、現状の医療施設が持つ機能とシステムを共有し、連携に向けての方法論を導きだすことができたと考える。また、通常の入院治療の他、病院へ入院せずに外来治療から直接に中間施設である介護老人保健施設の入所を経て在宅に移行するという新たな連携システムの拡がりをみせ、連携システムはオープンシステムとして発展性が予測できたと考える。4.キーワード連携、急性期病院、介護老人保健施設、COPD、HOT導入- 99 -