ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

第1回第2回第3回第4回第5回HOT導入の患者像HOTを自分に必要なものと理解して自分の生活を受容しているかどうかが大きな課題受診時には酸素をするが自宅でせずに症状が憎悪して入退院を繰り返す1高齢・老老介護でも早く退院したい11 HOT導入を説得する難しさ224HOT導入が必要なレベル・導入のタイミング老老介護が多い現状1 HOT導入には拒否的3HOTに対する必要性の認識が低い6新たな生活習慣獲得の必要性2729患者・家族のこれから来る死のとらえ方6HOT導入はイメージがつかず不安だが個人の生活パターンが最も反映される医療行為4 HOT導入は在宅療養のため1指導期間は本人と家族の理解度による438在宅で療養者が酸素の流量を勝手に変え急性憎悪・火災の危険性あり3 350機器管理日常生活に合った機器選定・変更11機器の設置は業者管理4機種特性・アフターフォローに合わせて選定6機器使用の日常の不都合122 22病院の役割在院日数短縮化をより求められる病院病状を見ながら退院調整・サポート調整短期間で機器管理・病状管理・日常生活行動を指導3 HOTは外来でも導入される31935 90HOTへの拒否感は強いからこそ受容3への介入は病院の役割病棟で対応できない事例へ相談室が133介入急性期化が進みこれまでの入院適応が外来機能の拡大によって外来に移行5 5108受診しHOT外来で追加指導・フォロー10病院からの移行先は多数1病院での病状管理・機器管理の指導は知識提供18更なる短縮化される急性期医療5病院の看護師はHOTは軽微な処置で生活では難航しないと認識3老健への入所は時間とハード面・ソフ介護認定を受けなければならない縛老健の制限老健での機器使用の難しさ1連携要件は介護保険認定15ト面を検討することに多くの時間を要14 14り8 6 11する39老健での指導は看護・介護が連携し老健より先の見通しを立てなければ構造・機能に制約のある中間施設756 39て日常生活を支える老健活用は難しい訪問看護の現状入院状況を引き継ぎ生活サポートする訪問看護個別性を反映した生活ベースの在宅指導713 136介入方法各場所の現状と限界を共有できる移行プログラムの必要性19 19施設での継続指導プログラムも予めあることを事前にIC適切な時期に介護保険申請を進める910連携要件は移行パス326連携要件は施設看護師対象教育プログラム1在宅側の意見を取り入れて病院の指導を見直す必要性1介護士へHOT利用者に対する指導が必要4介護士を監督・評価する看護師の役割222中間施設の方が関わる期間が長いことをアウトカム設定に反映1業者へもっと個別的な介入への依頼3移行に対する共通ツールの必要性3要介護認定者と家族が持つニーズへ介入するプログラムの必要性11対象疾患によって移行プログラム適応か検討外来機能強化、介護申請に対する新しい体制の検討が必要ショートステイを活用して実例の試行の調整を検討病院での指導を起点として中間施設活用の有無に合わせて指導内容を選定連携するケースかどうかの情報共有システムづくりが必要中間施設を利用すべきかの評価ツールの必要性移行プログラムにはアセスメント・QOLの評価など再度見直し見やすい構成が必要老健での指導は介護士を中心に申し送られたことに対して実施4456326737 104介入する上での課題施設への抵抗感5 5老健は医療ニーズのある利用者を受け入れる準備・体制に時間がかかる4 4介護認定は認知力や身体機能の低下で判断され、HOT導入だけでは難しい現在の外来体制ではHOTの移行プログラムに介入することはできない患者と家族が施設移行することへ説明するむずかしさ急性憎悪の場合は移行プログラムに対する準備が難しい32128 17介入の効果病院と同じ母体であることによる安心感HOT指導入所によって得られる老健の収入257医療依存度が無ければすでに連携はとれている3 3現在は入院中の空床ベッドを一時的に利用して連携実施連携により加算・ベッドコントロール・介護準備の確保など効果が期待できる老健は在宅復帰をめざし24時間看護師がいる安心感がある26311 214 186 45 61 78図1.連携システム検討会でのカテゴリー図- 105 -