ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

図2.連携プロセスの構築図医師は入院から治療を行いながら酸素を外すことができないことを判断し、在宅酸素導入を決定する。その後、安静時および労作時の酸素流量の決定および流量の指示を行っていた。病棟看護師は治療に伴う看護を行いながら、連携室看護師とミーティングを行い、退院後に考えられる患者の問題等について情報交換を行っていた。在宅酸素導入の決定後には、在宅酸素の導入について患者・家族に指導を行い、その指導内容は、在宅酸素についてのDVDの視聴と酸素の使用方法等の知識の確認、入浴や食事等の酸素を吸入しながらの生活指導を行うことであった。図3.事例を基にした退院指導・支援のモデル図連携室看護師は病棟看護師と情報交換・情報共有をしながら、退院後の生活に必要な機器の準備、酸素業者との情報交換、患者・家族への在宅生活の指導及び必要な手続きの情報提供、訪問- 106 -