ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

研究報告書1.研究テーマアクションリサーチ法を用いた集中治療室における面会拡大のプロセスとその効果に関する研究-大学と病院の連携による実践的研究-2.研究組織(所属・職名・氏名)研究代表者:百田武司(日本赤十字広島看護大学老年看護学領域教授)共同研究者:木村勇喜(日本赤十字広島看護大学大学院生・広島赤十字・原爆病院ICU看護師)木下真吾(日本赤十字広島看護大学大学院生・広島大学病院看護師)神垣町枝(広島赤十字・原爆病院ICU看護師長)河村時子,日隈妙子(広島赤十字・原爆病院ICU看護係長)前原奈美,寺一誌真,南口友貴美(広島赤十字・原爆病院ICU看護師)3.要旨本研究は、アクションリサーチの方法論を用いて、研究実施施設のICUにおける面会拡大についての改善策を実践し、その効果について明らかにすることを目的とした。研究のプロセスとしては、1プレステップフォーカスグループインタビュー、2アクション前調査、3アクション方法検討、4アクション実施(ICU面会方法の改善)、5アクション結果確認フォーカスグループインタビュー、6アクション後調査とした。その結果、時間経過と共に問題が明確化し、改善策が具体化した。アクション前後の面会拡大についての効果について、数値データには有意な差がなかったが、自由記載のデータでは面会拡大にポジティブなものがみられた。本研究では、このプロセスが1回限りに留まっているため、プロセスを繰り返すサイクルとして繰り返し行い、また、アクション後に作成した「ICUの面会規定緩和時フローチャート」を実際に運用し効果を確認したいと考える。4.キーワードアクションリサーチ,集中治療室,面会拡大- 112 -