ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

52.98±12.19であった。ボランティア活動の有無と得点には有意差があった(p=0.047p<0.05)。表2.社会的スキル得点平均±SDA大学(看護系)58.65±9.50B大学(看護系以外)54.47±11.63*Mann-WhitneyのU検定、*p<0.05表3.A大学(看護系)における学年別社会的スキル得点学年平均±SD1年生60.14±10.432年生57.23±9.403年生58.75±10.204年生59.13±7.71表4.ボランティア活動の有無と社会的スキル得点有り無しA大学(看護系)全体59.27±10.0458.48±9.24n.s.1年生60.85±11.9259.68±10.02n.s.2年生57.44±9.4857.05±9.42n.s.3年生59.32±10.9258.44±9.87n.s.4年生59.46±7.8458.74±7.64n.s.B大学(看護系以外)59.85±7.4152.98±12.19*Mann-WhitneyのU検定、*p<0.054)考察(1)大学生のボランティア活動についてボランティア活動の体験については、A大学(看護系)の学生の方が、B大学(看護系以外)に比べて、有りと回答した割合が約2倍と多かった。特にA大学(看護系)の学生においては、入学前に活動が有りと回答した割合は約60%と多かった。2005年の内閣府の調査によるとボランティア活動の経験が他の年齢層に比べて最も多かったのが15~19歳で55.3%である。A大学(看護系)がそれより割合が多かったのは、看護を目指す学生は人に関心があることや赤十字であること、さらに受験の際に、ボランティア活動をしてい- 10 -