ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

(2)調査対象研究実施施設のICUスタッフを対象に、研究者が研究説明書により研究の趣旨及び倫理的配慮を文書にて説明し、研究協力の承諾が得られたものを調査対象とした。そして、回収は、無記名、自由意思にて依頼した。(3)調査内容アンケート内容は、第4段階と同じ3項目とした。(4)分析方法第4段階と同じである。加えて、アクション前(第4段階)との比較のために、Mann?Whitney U検定とχ2検定を行った。9)第9段階:研究実施施設ICU患者家族対象面会についてアンケート調査(アクション後)(1)調査期間2014年2月17日?3月31日(2)調査対象研究実施施設のICU入室後24時間以上経過した患者の家族を対象に、研究者が研究説明書により研究の趣旨及び倫理的配慮を文書にて説明し、研究協力の承諾が得られたものを調査対象とした。そして、対象者個人(ICU入院患者の家族)が無記名で封筒にいれ、回収は自由意思にて個別に郵送を依頼した。(3)調査内容アンケート内容は、第3段階と同じ7項目とした。(4)分析方法第3段階と同じく数値化、平均値を算出した。加えて、アクション前(第3段階)との比較のために、Mann?Whitney U検定を行った。3.倫理的配慮調査は無記名で行い、結果の公表においては、個人名及び他施設の施設名は特定できないようにした。調査の趣旨、目的、回答の任意性、公表の仕方を記載した依頼文書を作成した。そして、質問紙調査においては、依頼文書を送付し、返信をもって同意があったとみなした。また、インタビュー調査においては、依頼文書をもとに説明し、同意書への署名と提出により同意があったとみなした。なお、本研究は、日本赤十字広島看護大学研究倫理委員会の承認(No.1314)と研究実施施設、及び必要に応じ各研究対象施設の研究倫理委員会の承認を得た。Ⅲ.研究結果1.第1段階:研究実施施設ICUスタッフ対象プレステップフォーカスグループインタビュー研究実施施設ICUスタッフを対象に、フォーカスグループインタビューを実施した結果、研究実施施設のICUの面会についての問題点として、カテゴリーとサブカテゴリーについて、表2に示した。- 119 -