ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

研究報告書1.研究テーマ大学と実習施設が協働企画運営する実習指導者研修プログラムの構築と評価2.研究者(所属)研究代表者:本庄恵子(日本赤十字看護大学)共同研究者:佐々木幾美、千葉京子、江本リナ、喜多里己、樋口佳栄、山本伊都子(日本赤十字看護大学)、大和田恭子(日本赤十字社医療センター)、小川圭子(武蔵野赤十字病院)、久保田由美(葛飾赤十字産院)、間瀬照美(横浜市立みなと赤十字病院)、中村裕子(大森赤十字病院)3.要旨平成25年度の実習指導者研修プログラムを修了した受講者は46名であった。(1)質問紙調査:43名から回答を得た(回収率93.4%)。研修内容のほぼすべての項目について「役に立った」と肯定的な回答をした者がほぼ100%であり、本研修プログラムの内容に対して高い評価が得られた。(2)質的な調査:39名のリフレクションデータと、28名のグループインタビューのデータを質的に分析した。この研修プログラムは、全体として、参加者が自らの体験を振り返る機会となっていたことが明らかになった。また「人を育てる」ことへの関心が高まり、参加者自身の成長やキャリアアップにもつながっていく可能性が示唆された。「他施設での実習指導見学」では、他の指導者が自分の鏡としてうつり、自身の指導を振り返り新たな学びの機会となっていた。「大学での技術演習見学」は、学内演習での学生のより豊かな表情や反応に驚き、学生に対するより深い理解へとつながっていた。4.キーワード看護学実習、実習指導、指導者研修、大学と実習施設の協働、評価5.研究報告別添参照- 152 -