ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

今年度の参加者については,社会福祉協議会のボランティア登録や,今回体験を行った施設と個人的に連絡をとり個別にボランティアを継続される予定である。参加者の反応講座評価のアンケートは7名全員が提出され,全員が「よかった」「どちらかといえばよかった」であり,好評価であった。今回の講座は開権の知識と技術の習得だけでなく,ボランティア活動の実際に関する意見交換でもあり,介護への認識が深まり,ボランティアの必要性を改めて自覚し,皆が真剣に取り組んで嬉しいといった,相互支援の広まりを喜ぶ声が書かれていた。講座でも活発な意見交換がなされ,時間が足りないといった意見も挙げられていた。写真2わかちあい風景(4)陸前高田市役所との評価会議平成26年3月7日に,陸前高田市包括支援センター保健師2名,ならびに有識者1名と,今年度の活動の振り返りと来年度に向けての計画について検討を行った。今年度は,第1回目に20名を越える参加者であったが,2回目以降は,地元の行事等と重なり,少数の参加であった。開催時期について知識と技術の習得の時期が集約するようにして,ボランティア体験も寒くなる前に行えば,より効果的であるとの意見も頂いた。来年度は,基本的には,今年度と同じような講習会を行いつつ,今年度の参加者の方にフォローアップを行っていく,また,今年度と来年度の参加者が交流を持ちつつ,ボランティア体験を共有できる場をつくることも検討していくこととなった。4)考察(1)介護サポートボランティア講座の成果今年度は,現地のニーズ調査を行い,また地域で活動している他団体の活動状況を把握するために,陸前高田市保健医療福祉未来図会議に出席することからはじめた。全国- 24 -