ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

それぞれ,T-A(緊張-不安)は,55.15(±8.68),40.09(±6.72),D(抑うつ-落込み)は,55.45(±9.88)45.65(±7.16),A-H(怒り-敵意)は,51.15(±11.53)41.30(±5.39),V(活気)は,42.05(±5.09)44.40(±9.73),F(疲労)は,54.80(±10.22),39.00(±5.47),C(混乱)は,59.55(±12.05)47.55(±6.33)であった。アロママッサージの介入によって,T-A(p=.000),D(p=.001),A-H(p=.001),F(p=.000)C(p=.000)の5因子において,有意な低下がみられた。Cは,有意差は認めないまでも,改善傾向であった(表1,図1)。また,アロマオイルを使用せずマッサージのみを行った妊娠中の2名の参加者の介入前後のT得点の値を表2に示す。ケース1は,それぞれ,T-A(緊張-不安)は,52,34,D(抑うつ-落込み)は,49,42,A-H(怒り-敵意)は,60,42,V(活気)は,44,48,F(疲労)59,47,C(混乱)は,48,45であった。ケース2は,それぞれT-A(緊張-不安)は52,34,D(抑うつ-落込み)は44,39,A-H(怒り-敵意)は40,42,V(活気)は37,51,F(疲労)は67,35,C(混乱)は69,45であった。表1POMS(短縮版)各因子におけるT得点のアロマセラピー介入前後の比較T得点平均値(±SD)T-A介入前55.15(±8.68)50.057.062.5(緊張-不安)介入後40.09(±6.72)34.041.046.75D介入前55.45(±9.88)47.054.066.0(抑うつ-落ち込み)介入後45.65(±7.16)39.043.050.5A-H介入前51.15(±11.53)40.550.058.0(怒り-敵意)介入後41.30(±5.39)37.040.046.5V介入前42.05(±5.09)39.041.045.5(活気)介入後44.40(±9.73)37.542.551.0F介入前54.80(±10.22)47.055.062.5(疲労)介入後39.00(±5.47)35.037.039.0C介入前59.55(±12.05)48.7557.071.25(混乱)介入後47.55(±6.33)45.045.051.0WilCoxon符号付き順位検定*p<0.05、**p<0.01、***p<0.001p値*******0.252******- 32 -