ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

調査当時(2013年夏まで)に発売されていた60種類以上の介護ロボットについて、その現状を調べ、コミュニケーションロボット領域に限定し、さらに4種類に絞った。その後、実際に導入する介護ロボットの選定をするために3条件を定め、選定した。≪選定条件≫条件1.試験的導入(レンタル貸与や安全性の確立)が可能であること条件2.ロボットの効果が見込めること条件3.受け入れ側のニーズが見込めること上記の3条件から、研究者が選考を行い、それぞれ施設の受け入れと利用効果の期待できるロボットを選定するように努めた。最終的に2機種のロボットまで絞った。最終選考を行うために、赤十字関連の介護福祉施設長とスタッフの意見を取り入れ、試験的導入に使用する介護ロボット1機種(アザラシ型介護ロボット・パロ)を選定した。介護ロボットは、1施設に3台配置し、3ヶ月間試験的導入を行った。2対象者へのデータ収集対象者へのデータ(基礎情報、介護負担軽減効果、利用者効果)収集は、インタビューガイド(下記b.項目参照)を用いた半構成的面接法とした。介護ロボットの貸与期間が終了した後、研究者が面接の日程と場所を対象者と調整した。面接は、対象者のプライバシーを確保できる施設内の個室を準備してもらい、対象がリラックスできる環境や雰囲気をつくりながら実施した。- 64 -