ブックタイトル平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

ページ
7/178

このページは 平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書 の電子ブックに掲載されている7ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

平成25年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

(3)学生のボランティア体験についてA大学(看護系)では、入学後にボランティア体験のある対象者は144名であった。ボランティア活動の回数は、1回が38名、2回は37名、3回24名、4回11名、5回以上33名であった(図1)。ボランティア活動の時期については、定期的に実施が11名、不定期に実施が131名、無回答2名であった。ボランティア活動の種類については、多い順に赤十字関連(救護訓練、キッズクロスプロジェクトなど)82名、その他42名、障がい児との遊びや学習32名、環境整備(清掃、ゴミ拾いなど)23名、お話ボランティア18名、病院や老健施設等での生活のお世話16名、募金活動12名、除雪6名であった(図2)。ボランティア活動の動機については、多い順に、内容に関心があった50名、人のためになることをしたかった39名、知人、友人から進められて24名、看護に役立つから13名、時間があったから12名、その他4名、無回答2名であった(図3)。ボランティア活動から影響を受けたことについて、15項目4段階の回答結果が図4である。各項目について、半数以上の学生が「そう思う」「ややそう思う」と回答した項目は、14項目あった。特に割合が高かった項目は、『人との出会いがあった』(69.0%)、『視野が広がった』(67.9%)、『他者理解になった』(64.2%)であった。反対に「思わない」「あまり思わない」と回答した割合が高かったのは、『自分に自信が持てた』(38.0%)、『新たな自分が発見できた』(26.2%)、『社会の出来事に対する関心が高まった』『自分の生活の見直しになった』(22.5%)であった。- 5 -