ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

で実施した。高齢者の参加も多かったため、時間が長すぎるという意見があったが、概ね、満足度の高い結果であった。中には、よりボリュームのある実践的な講習の希望があった。よかった点は、地域の介護の現状が知れたこと、コミュニケーションのポイントが学べたこと、介護技術のコツがわかりやすかったこと、他者の意見交換の場になったことなどであった(表4)。また、2年目の実施ということで、昨年度受講者のフォローアップ研修を兼ねて実施し、今年度受講者に昨年度受講者のボランティア活動体験を共有する機会となった。表4第1回目の講習会の評価講座の満足度時間配分よかった点よくなかった点次回の希望よかった:10名どちらかといえばよかった:4名よかった:11名どちらかといえばよかった:2名どちらかといえばよくなかった:1名・介護の実数(人数)がわかったこと・陸前高田市の介護に対する現状が見えた・皆(参加した方)が介護に意欲的だったこと・自分にできることは何か?と考えることができた・始めてのことがあり勉強になりました・今回はコミュニケーションの工夫が目的で受講しました。ボランティアまではまだですが、今、自分のためでもあり、主人の引きこもり状態に取り組み、自分のいたらなしながらも、前進している日々です。話し方の要約、表現の原則、ボディランゲージに挑戦しようと思います。・仮設集会所で高齢者に読書ボランティアをしています。絵本だけでなく、手遊びなどを取り入れて、今日のレクリエーションがとても参考になりました。・介護について具体的に学習、体験することができたことが良かったです。・自分より上の世代の皆さんと交流できてよかった・資格をとった時よりもわかりやすかった・看護師の方じきじきの御指導を受けられて大変勉強になった。・寝たきりの人の着替えに苦労した事がある。今日学んで目からうろこでした。・昨年の受講者の話しも聞くことが出来て学習になりました。・他の人の考え方がわかった・色々話し合えて楽しかった・色々な意見がある。人それぞれ各々の意見が多いので参考にしたい・時間が長すぎる・多くの人の参加ができるようにするにはどうすればよいか・時間が短かったのでもっと長い講座でもいいかなと思った・認知症の方などに対する対応、またはリクリエーションなど教えて頂きたいです。・次回も参加したいけど、いけるか心配です。・もっともっと実施に基づいた講習をしてほしい。・男性にも気軽に参加できるような感じの講座・もっとゆったり時間をきって、その時間内、楽しいと感じさせ、参加したいの意欲につなげたらいいかと第2回目の講習会は、施設でのボランティア体験を行った後の時期に開催した。施設実習では、配膳・食事介助、お話相手などのボランティアを体験されたが、食事の援助に関し安全性の面から、もう少し詳しい知識・技術が必要であると考えた。よって、第1回目に引き続き、食事の援助を、食事姿勢と嚥下体操を含め実施した。また、実際のボランティア体験の写真を見ながら参加者から体験談をお話頂いた事9