ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

今後、実践のために必要だと思うことについては、前述同様、“いざという時の応急手当”の数回もしくは、1年に1回の実施の希望があった。また、「技術を身に付けること」「実力をつける」など技術を身に付けることが必要だという意見、「自分を磨くこと」「介護するという気持ちではなく、自分もともに生きていくそれを楽しみとかにできるように」「看護される身になって、どうしたら安心し看護されるか、ホットする気持ちになれるか」など、ボランティアの姿勢についての学びからの意見がきかれた。一方、ボランティアの実施には、「家族や周囲の協力」が必要であり、「高齢者との気持ちのマッチング」「行政とのかかわり」など、ボランティアにあたっての調整の必要性の意見がきかれた。“この会のあなたにとっての意義”は、介護を経験している参加者は、「介護等の悩み等を打ち明けられる場所」と答え、その他、「老後のため」「自分自身の健康のため」「皆さんの話し聞き、ためになる」「夢の実現」「今後の役に立てば」「近所のお年寄りのサポートがしたい」「違う世代の方との交流の場になる」などの意見が聞かれた。(6)介護サポートボランティア講習会を受けての学びと今後の展望(評価)講習会に参加し、自分にできること、できそうなことを考える中で、[少しの学習や経験を積むことで自信がつく][少しでも何かができることが大切]とボランティアの位置づけを明確にされ、[近所のつながりを積極的につくる][地域で集まる機会を有効活用する]など、地域にとって、必要なことを考える機会となり、地域をつなぐ具体的な方法についての意見がきかれた。さらには、[講習会を機会にコミュニティーのつながりをつくる]という展望についても意見がきかれた(表7)。12