ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

ング、ボランティア派遣を可能にするように、社会福祉協議会のボランティアセンターとの連携を行っていく。なお、来年度も講習会の継続はされるが、予算化にはいたっておらず、引き続き課題を残した。2地域住民が、自助・共助により、よりよい地域をつくっていけるしくみができる(地域力を高めるポピュレーションアプローチの実現)上位目標2評価:未達成介護サポーター養成講座により、少数であるが介護力をもった住民は増えたが、講習会終了者が主体的に地域で十分な力を発揮するまでには至っていない。今後は、講習会終了者を中心に施設を含む地域での活動機会を増やし、広報や健康祭りなど、人々が集まる機会を利用し宣伝していくなど、サポーターの認知度を上げ、受講者およびボランティア数を増やしていく事が課題である。下位目標1地域住民を対象とした、地域健康サポーターを養成するための講習会を開催する。下位目標1評価:達成地域住民を対象とした、介護サポートボランティアを養成するための講習会を合計4日間開催した。内容については、昨年度のプログラム・課題をもとに、一般市民の方にも無理なく受講いただけるよう、わかりやすい内容にした。また、昨年度の受講生の方と交流・意見交換ができるよう開催日時の調整をした。21により養成したサポーターが、地域で活動できる場を、包括支援センターや他団体とともにつくりだす。3地域健康サポーター養成・派遣事業システム化にむけた基盤作りができる。下位目標23評価:一部達成地域包括支援センターのリーダーシップにより、市内の「地域密着型介護老人福祉施設陸前高田」「特別養護老人ホーム高寿園」で、ボランティアの受け入れが可能になり、受講生は、ボランティア体験(実習)を行うことができた。受け入れ側の体制は整っているが、参加者の主体的な参加までには至らず、システム化には至っていない。介護サポーターの活動が軌道に乗るまでは、行政のサポートが必要である。また、今後は、施設に限らず、地域でもボランティア活動ができるように、社会福祉協議会と連携をし、ボランティア登録を行うことにより、活動の幅を広げていくなど、地域のニーズに活かせる仕組み作りが課題である。4)考察(1)講習会プログラムの整理と市役所との役割の分担本年度で2年目になる介護サポーター養成講座であり、老人保健施設などでのボ17