ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

教育・研究事業報告書1.教育・研究事業テーマ慢性呼吸器疾患看護認定看護師の活動に関する実態調査2.教育・研究事業組織教育・研究事業代表者:日本赤十字看護大学講師田中孝美教育・研究共同事業者:日本赤十字看護大学助教源川奈央子日本赤十字看護大学教授守田美奈子福井大学医学部看護学科教授長谷川智子福井大学大学院医学系研究科附属看護キャリアアップセンター主任教員淺川久美子3.要旨【目的】慢性呼吸器疾患看護認定看護師(以下CN)の活動状況,役割を実践する中での課題、活動を行ううえでの支援状況、職務満足度等を明らかにすることである。【方法】2014年8月時点のCN有資格171名のうち,日本看護協会HPで氏名と施設を公表していた152名に質問紙を郵送し、回収数は128(回収率84.2%)であった。調査期間は2014年8月~9月.データ収集方法は無記名自記式質問紙調査で,分析にはSPSS22を用いた。【結果】職務満足度と活動状況の関連についてPearsonのχ2検定を行った.その結果,[CNとしての活動時間](p<.05)に有意な関連が認められた。また[CNとしての活動内容]では「他病棟スタッフへの指導」「患者・家族の抱える問題の提起についての助言」「患者・家族が抱える看護問題の問題解決への助言」に有意な関連が認められた(p<.01).[多職種との連携]では「薬剤師との連携の程度」(p<.05),[CN活動の理解者]では「スタッフナース」「副看護部長」「専門看護師」「医師」と有意な関連が認められた(p<.05).4.キーワード認定看護師、職務満足度、活動状況5.教育・研究事業報告(1)教育・研究事業の背景・目的日本における認定看護師制度は「特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる認定看護師(Certified Nurse,以下CN)を社会に送り出すことにより、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかること」を目的35