ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

ページ
6/128

このページは 平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

成講座を実施し、参加者の変化を追跡し、事業としての一連のプロセスを評価する。事業の目的(目標)は以下のとおりである。上位目標1.地域健康サポーター養成・派遣事業のシステム化ができる(予算化し運用)2.地域住民が、自助・共助により、よりよい地域をつくっていけるしくみができる(地域力を高めるポピュレーションアプローチの実現)下位目標1.地域住民を対象とした、地域介護サポーターを養成するための講習会を開催する。2.1.により養成したサポーターが、地域で活動できる場を、包括支援センターや他団体とともにつくりだす。3.地域健康サポーター養成・派遣事業システム化にむけた基盤作りができる。2)教育・研究事業の方法(1)対象陸前高田市内で、介護ボランティア養成講座に参加希望した地域住民(2)期間平成26年7月~平成27年3月(3)場所岩手県陸前高田市(4)データ収集方法1アクションリサーチの手法を用いた介護サポートボランティアの養成講座の開催アクションリサーチの手法により、随時、地域での介護に関する問題の確認・共有をしながら講習会を行った。具体的なデータ収集の方法は、以下の通りである。a.介護サポーターの公募地域住民より介護サポーターを公募し応募のあった住民を研究参加者とした。b.導入:参加者と地域の問題の共有導入講座では、ワークショップ形式により、1地域の高齢化を含む健康・介護に関する問題についての考え、2問題を解決していくためのアイデアと、それを実現するために地域住民としてできること、について話し合い、地域の問題を共有し、講習会への意義につなげた。c.介護サポーター養成講座導入で見いだした地域の問題や解決策を実現するために必要なスキルに関する講習会を開催した。講習会の最後に、グループディスカッション(わかちあい)の時間を設け、地4