ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

ページ
65/128

このページは 平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書 の電子ブックに掲載されている65ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

(7)脳ドック受診者のリスクスコアの比較脳ドック受診者のリスクスコアの比較を表11に示す。男性のリスクスコア(平均±標準偏差)は「22.7±8.5」、女性は「22.3±9.0」であり、有意な関連はみられなかった。表11リスクスコアの比較(平均±標準偏差)合計(n=1,426)男性(n=798)女性(n=628)p値リスクスコア22.5±8.7 22.7±8.5 22.3±9.0 0.856(マン・ホイットニーのU検定)(8)未破裂脳動脈瘤があった人の属性頭部MRAの結果、「未破裂脳動脈瘤」の存在が明らかとなった41人の属性を表12に示す。年齢をみると、男性は「50-54歳」が最も多く4人(25%)、女性は「60-64歳」が最も多く9人(36.0%)であった。「年齢(平均±標準偏差)」は、男性が53.3±9.4歳、女性が60.2±6.6歳であり、有意な関連がみられた(p=0.009)。BMI(kg/m2)(平均±標準偏差)をみると、男性が「22.5±2.5」、女性が「25.9±3.9」であり有意な関連がみられた(p=0.030)。糖尿病をみると、「有(糖尿病型)」とされた女性は10人(40.0%)であった。血圧値をみると、「収縮期」、「拡張期」共に女性が高く、「収縮期」において有意な関連がみられた(p<0.043)。血圧値(降圧薬を服薬していない人)をみると、「収縮期130mmHg以上かつ拡張期85mmHg以上の人」は男性が5人(31.3%)、女性が10人(40.0%)で、合計15人(36.6%)であった。また、血圧値(降圧薬を服薬している人)をみると、「収縮期140mmHg以上かつ拡張期90mmHg以上の」は、男性が3人(%)、女性が10人(%)、合計13人(40%)であり、未破裂脳動脈瘤「有」で降圧薬を服薬していない人の血圧値は高かった。受診経緯(実施主体)をみると、男性では「共済組合」が最も多く4人(25.0%)、次いで「自分で希望して受診した」「国民健康保険」がそれぞれ3人(18.8%)であった。女性を診ると、「JA健診と脳ドック」8人(32.0%)、「自分で希望して受診した」6人(24.0%)であり、その未破裂脳動脈瘤があった人の半数を占めた。(9)未破裂脳動脈瘤があった人のブリンクマン指数と年齢の関連未破裂脳動脈瘤があった人のブリンクマン指数を表13に示す。63