ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

域の課題と、講座で学んだスキルの活用の展望などについて共有し、次の講座の内容を見いだす。具体的には、1講座を受けて実践できそうなこと。2実践するために必要だと思うこと、必要だと思う手助け、3あなたにとってのこの会の意味、4今後、学んでみたいこと、の4項目についてシートの記入をもとめ、シートに基づき意見を出し合った。d.地域での活動の試み市役所の職員により、地域住民のサポート要請と今回講習会を終えたサポーターのマッチングを行ってもらい、ボランティア派遣を行う。e.全体の振り返りワークショップ形式により、地域で行った実際のボランティア活動の振り返りとして、1ボランティア活動を行う中で役立ったことや学び、2地域の問題を解決するための自身にできる役割や今後の展望、などについて話し合い、共有する。できる限り、会の中で、ボランティア活動を通しての問題や課題は解決できるように、市役所の職員も交え話し合う。初回ワークショップと、わかちあいシートに記載された自由記載の内容を質的データとし収集した。2アンケート調査介護サポートボランティア養成講座導入時と終了時にソーシャル・キャピタル尺度(日本赤十字広島看護大学地域支援の一環として行っている「阿品台いきいきプロジェクト」における試行版を被災地用に改変)等による質問票を配布し、回収した。質問内容は、年齢や性別、住居などに関する基礎情報と、地域での活動の現状や、地域とのつながりに関する19項目である。(5)分析方法1アクションリサーチの手法を用いた介護サポートボランティアの養成講座の開催に関するデータの分析ワークショップによって話された内容、およびわかちあいシートの内容を、項目毎に整理する。また、今回の参加者の意見や、市の関わりの面から、介護サポートボランティア養成・派遣のシステムの面からプロセス評価を行い、さらに参加者の変化に注目し、影響評価を行う。2アンケート調査の分析統計学的解析により現状が見えなくなる可能性があったため単純集計による実態把握として、各質問項目毎に整理した。(6)倫理的配慮本事業(研究)の目的・方法について文書を用いて口頭で説明し、同意書への署名5