ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

研究報告書(中間報告)1.研究テーマ地域中核病院における病棟-外来-地域をつなぐセルフケア看護支援の構築2.研究組織研究(代表)者:日本赤十字看護大学教授:本庄恵子共同研究者:日本赤十字看護大学講師:下村裕子、和田美也子、助教:餘目千史日本赤十字社医療センター看護部長:古川祐子日本赤十字社医療センター看護師長:加藤ひろみ、那須照代、池田美里、永安久美、副看護師長(糖尿病看護認定看護師):今野康子看護師:大塚りり子、平佐靖子、石井佳代、渋谷紋子、今井早良3.要旨高齢化社会が到来し、病者の退院後のことを視野に入れ、病棟・外来・地域が連携する支援が必要とされている。中でも、その人らしく生きることを支える「セルフケア看護支援」は、看護の核となる支援である。平成26年度は、部署を超えてつながりあうセルフケア看護支援を構築するための課題を明らかにし支援方略を検討するために、アクション・リサーチを行った。その結果、セルフケア支援を構築する上での課題として、「病棟内・院内でのセルフケア支援の周知」「病棟と外来の連携」「地域との連携」の3つが見出された。これらの課題に対する対策として、「セルフケア支援の意義や面白さを伝えること:事例をカンファレンスで提示等」「病棟と外来の連携の具体的なプランニング:認定看護師の活用等」「セルフケア支援に興味のある看護師がいる地域の病院との連携を図る」ということが挙げられた。次年度は、これらの具体策をとりいれたセルフケア支援に取り組み、その成果を検討したい。4.キーワードセルフケア、病棟-外来-地域の連携、看護支援101