ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

ページ
105/146

このページは 平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書 の電子ブックに掲載されている105ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

アクション・リサーチは、「実際のヘルスケアの現場における問題を明確にし、可能な解決策を探るために行う協働的介入」(Alison Morton-Cooper, 2000/2005,p.19)と定義されている、Alisonの定義と方法に即して実施する。2)研究参加者病棟-外来-地域でSCAQを活用したセルフケア看護支援を展開する看護師15名程度。15名を超える希望がある場合には、全員を参加者とする。3)場所地域中核病院でSCAQを活用したセルフケア支援に取り組んでいる1施設。4)調査期間平成26年12月(研究倫理審査委員会の承認後)~平成27年6月5)アクション・リサーチの遂行方法本学の倫理審査委員会の承認が得られた後、該当する医療機関の看護部長等の施設責任者に文書を用いて、研究目的や方法等の概要を説明し研究協力を依頼する。医療機関から研究フィールドとしての承諾が得られた後、看護師長に研究目的を説明し、研究協力の依頼を行い同意を得る。その後、資料を用いて、外来-病棟-地域をつなぐSCAQを活用したセルフケア支援を構築するという、本研究の主旨及び方法を説明し、研究参加者を募る。同意の得られた実践家と共に、以下のステップを経てアクション・リサーチによる研究を進める。a.研究体制の構築(同意の得られた人を対象に)1アクション・リサーチの手法に関する学習会を開催する。2研究計画書の検討を通して研究体制を構築する。3考え方や価値観を共有し信頼関係の構築を図る。b.課題の明確化1セルフケア支援における病棟と外来と地域との連携についての現状を共有する。2 1におけるセルフケア支援の課題を明確化する。c.地域中核病院における病棟-外来-地域をつなぐセルフケア看護支援(案)の作成1bのステップにより導かれた課題を解決する方略を検討する。2病院-外来-地域をつなぐセルフケア看護支援(案)を作成する103