ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

ページ
119/146

このページは 平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書 の電子ブックに掲載されている119ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

件、「看護のコンサルテーションの理論」15件、「倫理コンサルテーション」14件、「チーム医療におけるコンサルテーションの機能と役割」11件、「看護におけるコンサルテーションの意義」9件、「看護におけるコンサルテーションの特徴」7件、「看護師が行うコンサルテーションの対象と範囲」5件などであった。コンサルテーションを実践するための知識・技術では、面接法やコミュニケーション技法などの「コンサルテーション・スキル(技術)」30件,精神療法の理論,看護理論の活用など「コンサルテーションを実践するための知識」22件、「コンサルテーションにおける対人関係」8件、「コンサルテーションにおける援助関係の構築」4件、「コンサルテーション技法の理解」「集団・組織へのコンサルテーション」4件であった。実践・演習では、事例検討やテーマ別の「グループワーク/討議」59件,ロールプレイによる「演習」31件、「文献検討・文献レビュー」7件を実施していた。実践・演習は、「コンサルテーションの展開」51件、「コンサルタントの役割」6件、「コンサルティの体験」2件を行っていた。「学習課題」は、「CNSによるコンサルテーションの課題」11件、「CNSの成長」2件、「組織におけるコンサルテーションの課題」4件であった。文献活用は,必須文献26件14種類であり、そのうちリエゾン精神医学関連が12件と最も多かった。参考文献124件56種類であり、著書『プロセス・コンサルテーション援助関係を築くこと』が17件と最も多かった。カウンセリングやセラピーやケア関連など多様であった。担当教員では、常勤では、大学院担当の教授、准教授、講師92人、非常勤の大学院担当教員70人、がん看護やリエゾン精神看護などの分野のCNS28人(非常勤)生命倫理研究員(非常勤)1人であった。また、本科目の責任者である常勤教員の専門領域では、精神看護学35人、看護管理学16人、がん看護学10人の順であった。C.専門看護師からみた専門看護師教育課程における「コンサルテーション」をめぐる学習状況および専門看護師としてのコンサルテーションの実態調査1)実態調査の目的(1)専門看護師からみた専門看護師教育課程におけるコンサルテーション論や専門看護師課程の実習(以下、CNS実習とする)におけるコンサルテーションの学習のありかたについて明らかにし、教育内容や方法について示唆を得る。(2)専門看護師(以下、CNSとする)からみたコンサルテーションの実施状況とその課題専門看護師について明らかにし、コンサルテーション教育内容や方法について示唆を得る。2)実態調査における研究方法(1)対象:11分野の専門看護師530名。日本看護協会のホームページに登録している1048名から、すべての分野が含まれ、地域に偏りがないように無作為に選定した。117