ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

(2)調査期間:平成27年2月~3月(3)データ収集方法:郵送法により研究者が作成した無記名自記式質問調査を行った。(4)調査内容1専門看護師教育課程でのコンサルテーション論およびCNS実習におけるコンサルテーションの実施状況:3か月間の件数、タイプやモデル、依頼内容、大学院での教育内容・方法の課題など。2 CNSとして勤務してからのコンサルテーションの実施状況:件数。タイプやモデル、コンサルティの職種、コンサルテーションにおけるCNS・コンサルティ・組織の課題など。3基本属性:CNSの分野と経験年数、看護職の経験年数、配属場所、勤務形態4 CNSとしての看護実践能力65項目:専門看護師の職務上の自律性測定尺度(菊池,2013)を活用し、「かなりそう思う」「少し思う」「どちらともいえない」「あまり思わない」「全くそう思わない」の5段階尺度とした。(5)分析方法:量的変数は記述統計および推測統計を行う。質的変数は、質的帰納的に分析を行った。カテゴリーは【】、サブカテゴリーは<>とした。(6)日本赤十字広島看護大学研究倫理審査委員会の承認を得て実施した(No.1405)なお、「専門看護師の職務上の自律性測定尺度」は、菊池昭江氏から承諾を得て使用した。3)実態調査の結果(1)対象者の概要回答者数231、宛先不明10、回答率44.2%。有効回答者数231.有効回答率100%。年齢は40歳代47.2%、30歳代39.8%、50歳代10.4%。CNS資格取得までの看護師経験年数6~10年30.7%。CNSの分野は、がん看護39.4%、精神看護14.3%、急性・重症患者看護13.9%。老人看護5.6%、母性看護3.5%、家族支援3.0%感染症看護2.6%、地域看護1.7%、在宅看護0.4%であった。CNSの経験年数1~3年55.4%、4年~5年20.3%、6年以上21.6%であった。所属は、医療機関でCNS71.4%、管理職と兼務33.5%、スタッフとして33.3%、教育・研究機関4.8%、開業0.9%などであった。(2)専門看護師教育課程における授業科目「コンサルテーション論」の学習状況専門看護師教育課程で「コンサルテーション論」履修者84.8%、CNS実習でコンサルテーションでの実施者68.4%、実施件数は、2件32.3%、1件28.5%、3件21.5%であった。「コンサルテーション論」の学習については、【コンサルテーションに精通した指導教員とCNS】が、【臨床に密着した実践型の学習】を提供し、【コンサルテーションの教育内容】は、<基礎的知識・技術】><多様なコンサルテーションのモデルやタイプ><組織分析118