ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

回数目的内容ホームワークの内容1認知行動療法を理解する2自分の思考,気分,行動,身体反応,環境を理解する1認知行動療法および枠組みについての説明2自分の課題を理解し,1つの課題をピックアップして,その状況での認知,行・自分の課題と考える場面を取り上げて,7つのコラムを活用して,バランスのいい思考ができるようにする13バランスのいい思考をすることができる動,感情,身体反応の相互性を体験する3認知構成法における3つのコラムを使って自分の自動思考に気がつく4バランスのいい思考の仕方を体験する1柔軟で多様な考え方やその場に適した行動ができる1グループワークをすることで多角的視点から自己の自動思考を見直し,適応的思・日常の中で,問題と感じる状況が生じたら7つのコラムと問題2考を行う2『問題解決シート』を活用して,自己の問題を明確化し,解決に向けて具体的な行動を考えることができる解決シートを活用して,バランスのいい解決策を見つけることができる研修会後に参加者に対して、研修内容に関するアンケート(回収率97%)を実施した。結果は,研修内容の難易度が適切であったが89.7%,研修内容が理解しやすかったが96.5%,学習量は適切であったが93.6%,研修の所要時間が適切であったが96.6%,研修内容が自分の役に立つと思うが96.6%であった。(4)考察プログラムに関しては,難易度の適切性については89.7%であったが,理解のしやすさ,学習量,所要時間については,各々90%を超えていたため,前述したプログラム内容で,平成27年度の新卒看護師約80名に実施できると考える。また,パイロットでは同月に1回目,2回目を実施しており,短期間に連続的に行っている。しかし,本調査では約4ヵ月の間隔をおいて1回目,2回目を実施する予定にしているため,ホームワークの実施の程度により,難易度や理解のし132